コメビジネス最前線特集2025

コメビジネス最前線特集:価格動向=集荷競争激化で産地バブル

図1 銘柄米とその他(ブレンド米)の販売価格の推移

図1 銘柄米とその他(ブレンド米)の販売価格の推移

図2 毎月27日のコメの平均店頭価格と平均売価の推移

図2 毎月27日のコメの平均店頭価格と平均売価の推移

図3 各年12月末の民間在庫量・在庫率

図3 各年12月末の民間在庫量・在庫率

 ●25年産米高値、避けられない状況
 昨年8月に売場からの米騒動は、小売価格(税込み)で5kg入り4000円以上の異常高値という形で現在も続いている。一方、新米の本格的出回りを迎え、JAグループと民間の集荷業者の間で集荷競争が激化し、農協が出来秋に生産者に支払う概算金(60 kg当たり)が、新潟「一般コシヒカリ」で3万3000円、「新之助」3万4000円ほか、宮城「ひとめぼれ」3万1000円、青森「まっしぐら」3万円など、軒並み3万円を超えて過去最高

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