コメビジネス最前線特集2025
コメビジネス最前線特集:POSとIDレシートに見るコメ・米粉 精米販売は単価上昇も好調
●米粉、季節指数にあわせて推移
コメと米粉に関して、直近1年間のスーパーの販売状況を探るため、マーチャンダイジング・オンの「RDS-POS」データを分析した。
昨年8月に売場からコメが消えたことから端を発した令和の米騒動は、その前と比べて2倍以上の高値が続くものの、5kg入り商品の1年間の販売数量の推移を見ると、この間消費者の購買意欲は旺盛だ。随意契約の備蓄米や外国産米が売場に並ぶようになり、価格的にも選択肢が増えたことも
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◆コメビジネス最前線特集:価格・流通の安定 急務に
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16長引くコメ余りの時代は終わり、安値から高値へと大きく環境は変化、産地から流通、消費者まで翻弄(ほんろう)されている。5kg4000円以上の大幅な高値を背景に、コメの買い控えが進み、米穀安定供給確保支援機構の調査によると、8月の平均1人1ヵ月当たり精米…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:価格動向=集荷競争激化で産地バブル
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16●25年産米高値、避けられない状況 昨年8月に売場からの米騒動は、小売価格(税込み)で5kg入り4000円以上の異常高値という形で現在も続いている。一方、新米の本格的出回りを迎え、JAグループと民間の集荷業者の間で集荷競争が激化し、農協が出来秋に生…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:収穫量=「上回る」13府県 29都道府県は前年並み
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16農林水産省公表の25年産米主食用米の8月15日現在の収穫量前年比見込み(沖縄県を除く)は、「上回る」「やや上回る」が13府県、「前年並み」が29都道府県、「やや下回る」が4県。7月以降の高温・渇水の影響が一部地域でみられるものの、5月の田植え期以降、…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:東洋ライス 最新鋭の精米工場提案
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16◇コメ関連メーカー動向 東洋ライスは、精米関連機器と、独自開発した高付加価値米の2本柱で展開している。コメ不足の昨今、その有効活用を目指し、製品ロスの徹底した排除や、時間や人件費、エネルギーなど各コストの削減、人手不足や天候不順による品質劣化への対…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:アイリスフーズ 業界先駆け備蓄米販売
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16◇コメ関連メーカー動向 アイリスオーヤマグループは、アイリスフーズが展開する食品事業で、2030年までに売上高1000億円達成を掲げる。中心は供給体制を強化中のパックご飯と飲料水で、積極的な投資を行い、生産設備増強を図っている。 精米も展開し、宮…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:ファンケル 「健康八穀ごはん」訴求
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16◇コメ関連メーカー動向 発芽玄米トップのファンケルは、「発芽米」ブランドで展開している。旺盛な健康米ニーズと、定期購入の強い顧客基盤に支えられている。ただ、原料米のひっ迫、高騰は不可避で、良質な商品を提供するため、適宜価格改定を実施している。 そ…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:幸南食糧 包装米飯、レトルト好調
調理品・コメまわり品 コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16◇コメ関連メーカー動向 幸南食糧は、2016年にレトルト事業に参入。玄米や雑穀類入りのパックご飯と、レトルトおかゆ類が売れ筋で、前期(6月期決算)売上高で前年比30%増の約26億円を達成。これを5年後の30年に70億円に高める目標を掲げて、目下ライ…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:はくばく 大麦・雑穀は大きな伸び
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16◇コメ関連メーカー動向 コメの高騰と不足を受け、市場における4~6月の大麦・雑穀販売量は過去15年で最大級の伸びをみせた。 「話題となった『かさ増し』だけでなく、『腸活』などさまざまなポイントで大麦・雑穀の認知度がアップした」とはくばく。「思わぬ…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:大和産業 GABA発芽玄米粉 顧客から高評価
粉類 コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16◇コメ関連メーカー動向 大和産業の自社ブランド「ヤマトライス」では、「時短でおいしい」をキーワードに玄米を使用した商品群が好調に推移している。 中でも普段の食事にかけるだけで簡単に玄米の持つ成分を摂取できる「GABA発芽玄米粉」は、今までにない商…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:エスアールジャパン 押し麦配合商品を発売
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16◇コメ関連メーカー動向 エスアールジャパン(SRJ)は今秋、健康志向層に向けた押し麦配合シリーズを発売した。一般消費者の声を基に、不足しがちな食物繊維をしっかり補え、食べ応えがあるのにヘルシーな押し麦入りご飯でおむすび、助六やちらし寿司を開発。価格…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:サタケ 生産支援システム「KOMECT」開発
コメ・もち・穀類 特集 情報システム 2025.10.16◇コメ関連メーカー動向 サタケは、ライスセンター(乾燥調整施設)や精米工場などでDXを活用し、生産情報の収集や活用、生産性の向上のほか、顧客の利益改善なども図ることができる生産支援システム「KOMECT(コメクト)」を開発。 4月に第1弾としてラ…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:大塚食品 「マンナンヒカリ」さらなる浸透へ
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16◇コメ関連メーカー動向 大塚食品が展開するコンニャク生まれの米粒状加工食品「マンナンヒカリ」。同品はコメと混ぜて炊くだけで、ご飯の見た目や量、おいしさはそのままに糖質やカロリーをカットし、食物繊維も取れるという価値が多くのユーザーに支持されている。…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:vitom 「新災害食」優れた栄養バランス
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16◇コメ関連メーカー動向 災害は、いつ、どこで、誰に起きるかわかない。備える「食」の重要性は高まるものの、栄養が偏る、かさばって備蓄しづらい、水や火が使えないなど課題がある。 vitomが発売するコメを主原料にした携帯災害食「おにもち」は、食べやす…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:外国産米 関税枠外輸入が大幅増
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16国産米の高値を受け、代替となる外国産米の需要が旺盛で、業務用はもとより、家庭用でも店頭に並べる小売チェーンが増えてきた。現在、わが国は外国産米についてミニマムアクセス(MA)米の枠内で、年間77万tの玄米を輸入し、大半が加工原料や支援用に使われるが、…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:コメ産地 猛暑や人手不足対応を
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16激しいコメ争奪戦が繰り広げられる産地は、今やバブル状態だ。JAグループは、出来秋に生産者に支払う概算金を軒並み値上げしたが、今後のコメ相場にどれだけ影響するかに注目が集まる。特に、相次ぐ食品値上げで財布のひもを締める消費者が、主食のコメの値上がりを許…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:コメ産地=新潟県 極早生品種が来年誕生
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16新潟県では、需要に応じた生産を基本に、主食・非主食用合わせたコメ全体の需要拡大と、生産者所得最大化に向けて取り組んでいる。最近では、担い手に集積が進む農地の効率管理を目指し、直播栽培を導入・拡大している。 高温対策では、施肥や水管理など技術対策の徹…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:コメ産地=秋田県 「あきたこまちR」に切替え
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16秋田県では今年、「あきたこまち」が誕生41周年を迎えるとともに、これまで築いてきた40年と、「あきたこまちR」としてのリニューアルを迎える1年目として、「40プラス1(よーい)ドン」を合い言葉に新たなステージに立つ。 25年産米の作付けから全面的に…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:コメ産地=岩手県 「白銀のひかり」デビュー
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16高品質・良食味米の産地作りを進める岩手県は、一等米比率全国1位に輝く。オリジナル品種として、業務用・家庭用双方に向き、栽培面積拡大中の「銀河のしずく」と、フラッグシップ米「金色の風」の2銘柄中心に強化中だ。 新品種では今秋「白銀のひかり」の本格生産…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:コメ産地=山形県 2銘柄で生産拡大図る
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16良食味米生産に取り組む山形県では、穀物検定協会が実施する食味コンテストで、「つや姫」が15年連続、「雪若丸」が7年連続、最高ランクの「特A」を獲得。県オリジナルの同2銘柄中心に、行政や関係団体が一体となったブランド戦略本部を結成し、生産から販売、コミ…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:コメ産地=北海道 環境配慮産地と販売先マッチング
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16北海道では、「ゆめぴりか」と「ななつぼし」が日本穀物検定協会の食味ランキングで15年連続最高位の「特A」を獲得。25年産米作付面積は水稲全体で3111ha、主食用で6641ha、加工用で1224ha増加。品種別では「ななつぼし」と「えみまる」が増加の…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:コメ産地=宮城県 個性豊かな銘柄揃える
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16「お米は食べ分ける時代」を掲げる宮城県では、「ひとめぼれ」「ササニシキ」「だて正夢」など県オリジナル品種中心に、個性豊かな銘柄を揃えている。 「ひとめぼれ」は、甘みと粘りのバランスが良く用途が広いため、家庭用・業務用ともに人気だ。このほか、和食や寿…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:コメ産地=石川県 「ひゃくまん穀」冷凍米飯でキンパも
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16石川県は、オリジナル品種「ひゃくまん穀」を中心に、「コシヒカリ」「ゆめみずほ」の三大銘柄で展開し、ひゃくまん穀の新米は9月26日に発売開始。おいしさと作りやすさを両立させたひゃくまん穀は粒の大きさがコシヒカリの約1.2倍にも上り、おにぎりや弁当の原料…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=神明ホールディングス 川上戦略本部立ち上げ
コメ・もち・穀類 特集 卸・商社 2025.10.16神明ホールディングス(HD)は、「アグリフードバリューチェーン構築」に向けて事業を展開する中で4月1日、川上戦略事業本部を立ち上げた。 まず7月、宮城県の大手生産法人舞台ファームと業務提携を締結。農業課題解決による食料安定供給に向け、収益構造を変え…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=全農パールライス POSで売上げNo.1に
コメ・もち・穀類 特集 卸・商社 2025.10.16JAグループのコメ卸・全農パールライスが販売する、国産米のみを使用したブレンド米「パールライスのお米」は当初、競争入札の22年・23年産政府備蓄米を使用したブレンド米として発売開始した。 同商品は、国産米価格が大幅に上昇する中、値頃感と食味の良さで…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=木徳神糧 政府備蓄米に迅速対応
コメ・もち・穀類 特集 卸・商社 2025.10.16木徳神糧の25年12月期第2四半期は、売上高で前年比41.9%増の840億1500万円、営業利益同396.2%増の52億万円、経常利益同356.9%増の53億5500万円、親会社株主に帰属する中間純利益同345.5%増の37億0300万円となった。通…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=ヤマタネ 持続可能な営農で連携
コメ・もち・穀類 特集 卸・商社 2025.10.16関東圏に本拠を置く有力コメ卸・ヤマタネは、物流と食品事業の2本柱で幅広い事業を展開。今期スタートした「ヤマタネ2028プラン」の食品カンパニー事業戦略として、バリューチェーン拡大を目指し、川上(生産)への進出や、川下戦略として新規顧客開拓に取り組んで…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=ミツハシ コラボおにぎりが人気
コメ・もち・穀類 特集 卸・商社 2025.10.16ミツハシは、原料米の仕入れから生産、品質管理、販売までを一貫して行うとともに、精米と炊飯事業、冷凍米飯、米粉を活用した食品などコメに関する商品をすべて取り扱っている。 その中でもおにぎりに注力しており、日本全国の郷土料理をおにぎりにした「郷土めし」…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=千田みずほ 産地考慮した仕入れを
コメ・もち・穀類 特集 卸・商社 2025.10.16千田みずほは、主食用米の精米事業を展開するコメ卸と、日本酒や和菓子、味噌、米菓、もちなどの原料米を供給する原料事業、グループ企業ジャンボリアの米飯加工事業も併せ、3本柱で展開している。新潟に拠点を設置し、川下に向けては、産地の事情を考慮した仕入れや、…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:有力卸=神山物産 価格高騰で好調も慎重
コメ・もち・穀類 特集 卸・商社 2025.10.16新潟県を中心に地域に密着した食品原料や農業資材、米穀などを取り扱う総合商社の神山物産の米穀事業は前5月期、売上高が前年比116.13%増の291億8700万円だった。多くの米穀卸と同様に、昨年から続く市場のコメ不足と価格高騰による特需によるもの。今期…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:POSとIDレシートに見るコメ・米粉 精米販売は単価…
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16●米粉、季節指数にあわせて推移 コメと米粉に関して、直近1年間のスーパーの販売状況を探るため、マーチャンダイジング・オンの「RDS-POS」データを分析した。 昨年8月に売場からコメが消えたことから端を発した令和の米騒動は、その前と比べて2倍以上…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:ヤンマーマルシェ 農業課題の解決に注力
コメ・もち・穀類 特集 機械・資材 2025.10.16◇トピックス 生産性向上のための省力栽培技術や品質向上のための品種・栽培方法などを提案するヤンマーマルシェは、食バリューチェーン上の課題のトータルサポートをミッションに、多様な事業を展開。中でも農業課題の解決につながる取り組みに注力し、コメの契約栽…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:泉大津市 コメサミット設立を宣言 食と農の連携を全国…
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16◇トピックス 大阪府泉大津市と連携協定を締結した同市を含む16自治体のコメを活用するネットワーク作りを全国規模に発展させる「コメがつなぐ自治体間農業連携首長協議会(コメサミット)」設立に向け、同市は8月26日、市内で首長会議と「日本の“食と農”の未…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:チーム八尾米粉 万博でプレゼン 米粉と市の魅力を発信
粉類 特集 2025.10.16◇トピックス ものづくりのまち・大阪府八尾市は、米粉製粉機メーカー、製粉会社、米粉を使用したスイーツ店やパン屋などが多く存在する。そこで「米粉の聖地」としての魅力発信を目的に、市内の米粉に関わる企業や店舗などで「チーム八尾米粉」を結成。9月7日、大…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:機能性健康米協会 コメと腸内細菌でシンポジウム開催
コメ・もち・穀類 特集 2025.10.16◇トピックス ●ご飯の機能性や活用法も紹介 機能性健康米協会は7月30日、「お米と腸内細菌~ごはんで健康、始めよう~」をテーマに、第5回シンポジウムを開催した。会場のあべのハルカス(大阪市阿倍野区)の会議室には、消費者も含め約120人が参集し、熱…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉 原料米不足が深刻 値上げも必至
粉類 特集 2025.10.16国産米粉の需要は相変わらず着実な伸びを示しているが、コメ全体のひっ迫・高値の影響を受け始めた。そもそも、余剰米対策として2009年に始まった米粉の制度だが、当初は需要開拓に苦慮し、原料米の余剰問題がクローズアップされたこともあった時代から一転、直近は…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=西村機械製作所 新需要開拓し普及
粉類 特集 機械・資材 2025.10.16◇注目の米粉製粉機械・加工品メーカー ●チーム八尾米粉が魅力発信へ推進役に 西村機械製作所は、微粉砕かつでんぷん損傷の少ない気流粉砕機「スーパーパウダーミル」が強みの米粉製粉機メーカーだ。卓上型「フェアリーパウダーミル」と併せて、新需要を開拓しな…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=タイナイ 乾燥米パン粉へ一新
粉類 特集 2025.10.16◇注目の米粉製粉機械・加工品メーカー ●油吸いにくい特徴生かす 亀田製菓グループのタイナイは、米粉集積地・新潟県胎内市に本拠を置き、米粉パン事業を展開している。「HAPPY BAKERY」ブランドで新潟県産米を100%使用した米粉パンを製造・販売…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=波里 cottaとのコラボ商品を発売
粉類 特集 2025.10.16新規米粉製粉量が最大規模の波里は、「お米の粉」ブランドで展開。昨年3月に、本社隣接地に新規米粉を生産する辰巳米粉工場と辰巳定温倉庫を新設、本社工場の生産ライン増強と併せ、生産能力が倍増し、業界最大規模の生産量を誇っている。 加工食品や製菓・製パン原…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=群馬製粉 仏“もち”作り実演好評
粉類 特集 2025.10.16群馬製粉は、パンや洋菓子用などの新規米粉として、差別化商品の微粉砕かつでんぷん損傷度が低い「リ・ファリーヌ」を発売して、有名パティシエやシェフと共同で、最終製品を提案しながら普及に努めている。 日本産米粉の海外市場を求め、18年から輸出を開始し、目…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=小城製粉 独自技術発揮し販売増
粉類 特集 2025.10.16小城製粉は、地元・鹿児島の特産品、かるかん粉を中心とした和菓子用米粉を展開する中で、「小麦アレルギーを持つ人にも、おいしいスイーツやパンを食べてもらいたい」と、米粉でグルテンフリーのパンやパイが焼ける技術を開発し、最終製品までを提案しながら広めている…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=新潟製粉 徹底した衛生管理推進
粉類 特集 2025.10.16新潟製粉は、新潟県の米粉集積地・胎内市に本拠を置き、地元・新潟産中心の国産米を微細粉ででんぷん損傷度が低い方法で製粉している。徹底的に衛生管理された工場で、工程はすべてシステム化・クローズド化され、日本で開発された食品安全規格JFS-B規格を取得して…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=熊本製粉 「パンだふるパンミックス」水が育む食…
粉類 特集 2025.10.16日清製粉グループの熊本製粉は、用途に合わせた使いやすい米粉と、多様なアレンジが可能なミックス粉が強みだ。主力の業務用米粉シリーズは、コメの魅力を引き出す独自製法を採用し、おいしさと使いやすさを両立している。パン用の「デンプンたいせつ製法」は、パンに最…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=みたけ食品工業 ミックス粉強みに拡大
粉類 特集 2025.10.16米粉大手のみたけ食品工業は、業務用で使い勝手の良いミックス粉を展開するほか、家庭用米粉でも「米粉パウダー」ブランドで高いシェアを占めている。業務用では、研究開発体制が強みで、ブレンド技術を駆使した多様なミックス粉を発売し、米粉需要の拡大に貢献している…続きを読む
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コメビジネス最前線特集:米粉=全農パールライス 千葉に米粉工場竣工
粉類 特集 2025.10.16●専用品種で差別化 全農パールライスは9月、千葉市稲毛区の千葉炊飯工場内に「千葉米粉工場」を竣工し、米粉に本格参入した。生産能力は年間1152t。JAグループだけに、原料米に「笑みたわわ」や「ミズホチカラ」「亜細亜のかおり」など米粉専用品種のみを採…続きを読む