九州つゆ特集
九州つゆ特集:昨年冷夏で市場は苦戦 九州全体で消費減
昨年のつゆの商品動向はやはり、新型コロナウイルスの影響抜きに語ることはできない。これはつゆに限らず、食品全般にわたることで、周知の通り、業務用商材の不振と家庭用商材の活況に尽きる。
家庭内での食事機会が増加したことは家庭内調理が増加することにもつながり、使用される調味料は活性化する。醤油や味噌の基礎調味料が、平時よりも微増となるが、つゆもその恩恵を受けている。特に、シーズンインの5月連休付近から九州は夏物商材が活性化し始めるが、昨年は比較的天候不順