九州つゆ特集
九州つゆ特集:多彩な専用調味料 調味料同士で競合
醤油、味噌、ウスターソース、ケチャップといった基礎調味料が苦戦しているのは、それから派生する加工調味料が多彩に商品化されるからだ。
今や家庭の冷蔵庫にはこれらの加工調味料が備えられ、用途に応じて、活用されている。調味料売場も液体調味料が多彩な商品群として定番化され、多品種少量化の方向に進んでいる。
つゆも加工品の一つだが、だしを混入させた醤油として定着し、その分、醤油の販売数量は減少している。近年、さらに細分化した調味料に
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◆九州つゆ特集:依然激しい市場競争 成熟市場の対応課題
調味料 特集 2021.04.07全国、九州含めてつゆマーケットは安定期に突入しているが、やはり夏場の浮き沈みが年間を通して、売上げが左右される。昨年は九州地区では梅雨明けが遅れ、夏物商材は一般的に苦戦を強いられたが、新型コロナウイルスによる影響が1年中続き、商品動向を前年比で推し量…続きを読む
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九州つゆ特集:昨年冷夏で市場は苦戦 九州全体で消費減
調味料 特集 2021.04.07昨年のつゆの商品動向はやはり、新型コロナウイルスの影響抜きに語ることはできない。これはつゆに限らず、食品全般にわたることで、周知の通り、業務用商材の不振と家庭用商材の活況に尽きる。 家庭内での食事機会が増加したことは家庭内調理が増加することにもつな…続きを読む
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九州つゆ特集:多岐にわたる参入企業
調味料 特集 2021.04.07九州つゆの業界勢力図は20年前と比べて大きく変化した。醤油を基本とするため、九州企業が優位に展開する時代から、近年、全国調味料メーカーが市場に食い込み、シェアが拡大している。 参入企業は、ほぼ九州メーカー10社、全国メーカー10社の戦いが続き、価格…続きを読む
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九州つゆ特集:多彩な専用調味料 調味料同士で競合
調味料 特集 2021.04.07醤油、味噌、ウスターソース、ケチャップといった基礎調味料が苦戦しているのは、それから派生する加工調味料が多彩に商品化されるからだ。 今や家庭の冷蔵庫にはこれらの加工調味料が備えられ、用途に応じて、活用されている。調味料売場も液体調味料が多彩な商品群…続きを読む
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九州つゆ特集:北部九州は濃縮 南部はストレート
調味料 特集 2021.04.07九州地区のつゆ動向は北部と南部で大きく市場構成が異なっている。北部九州では2倍濃縮商品が8割以上を占め、ストレート商品は1割強で、2割に達しないケースが多い。 九州南部ではストレート商品が中心市場で、市場で9割を占めるものと予想され、鹿児島はヒガシ…続きを読む
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九州つゆ特集:かつお味商品磨く アゴだし根付く
調味料 特集 2021.04.07だしは日本料理を彩る縁の下の力を発揮している。和食がユネスコ無形文化遺産に認定された背景に、健康的な魚食イメージがあるがそれを支えるのはだしともいえよう。 わが国では海の幸、山の幸など多様なだし文化が古くから根付き、カツオからとる鰹節は独自のいぶす…続きを読む
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九州つゆ特集:大容量商品が浮上 DS、割安感で積極販売
調味料 特集 2021.04.07つゆの容量は現在、360ml、400mlを中容量のレギュラーサイスとすれば、500ml、600ml、1000mlは大容量の大型サイズと定義できる。容量の増加はつゆが一般化してきた証拠で、多種多様に広がりを見せている。 関東以北ではこの大型化が早くか…続きを読む
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九州つゆ特集:特売激減し定番で勝負
調味料 特集 2021.04.07つゆも年間商品としての位置付けが定着した。年間を通して定番売場に残るようなって、すでに20年が経過している。季節商材色が強かった時代はお盆以降の大量返品で、各メーカーは“戦後”処理に苦慮した。だが、それも激減している。そのため、年間生産されるようにな…続きを読む