伝統ある嗜好飲料としての市場活性化と魅力訴求を図る
秋冬の需要期を迎え、参入メーカーでは昆布茶の魅力訴求を通じた活性策を本格化している。完全定着の局面を迎えている料理用途では、優れた特徴を生かしたメニュー提案や用途提案がさらに進み、飲用向けでも優れたおいしさや昆布の価値を高める新商品が多く揃う。新ジャンル提案やSNSを生かした新規ユーザーの獲得、回復基調にある業務用の強化など、飲用向けを含めた個性的な取り組みに注目したい。共通するのはわが国の伝統的嗜好(しこう)飲料としての市場活性化と魅力訴求への思い。国内を代表する主要メー