◇農業・食品産業技術総合研究機構食品研究部門 河合崇行氏 ◆味・香りで物足りなさ底上げ 「満足感」メカニズム解明を 脳卒中や循環器疾患などの健康リスク低減において、減塩は重要な課題の一つであるが、単に塩を減らしただけでは味や香りがぼやけてしまい、…続きを読む
◆「こっそり減塩」増加に期待 食環境整備のサポート必要 日本高血圧学会(JSH)減塩・栄養委員会は長年にわたり、高血圧をはじめとする生活習慣病の予防・改善のための取り組みを展開してきた。おいしい減塩食品をまとめた「JSH減塩食品リスト」は、減塩の必…続きを読む
キリンホールディングス(HD)は電気の力で減塩食品の塩味やうまみを増強する食器型デバイス「エレキソルト スプーン」を開発、5月から販売を開始した。本品は明治大学の宮下芳明研究室との共同研究によって開発した食器型デバイスで、減塩食品の塩味の感じ方を約1…続きを読む
生活習慣病の予防などに配慮して減塩を志向する消費者が増える中、今春も「減塩」「適塩」をうたう新商品が登場している。減塩食品は、味噌や醤油などの調味料に加えて、チャーハンやラーメン、カレーなどの主食系にもラインアップが広がっている。 店頭では、定番商…続きを読む
農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は健康維持のための機能性弁当として「NARO Style弁当」「NARO Style PLUS MEAL SET」などの開発・提供を進めている。食物繊維やカロテノイド、ポリフェノールなど、機能性成分を含む農産…続きを読む
減塩は、高血圧をはじめさまざまな生活習慣病を予防する上で欠かせない、国民的な健康課題である。厚生労働省の「健康的で持続可能な食環境戦略イニシアチブ」でも減塩は重要な取り組み課題として挙げられている。一方で近年、食塩摂取量に下げ止まりの傾向が見られる。…続きを読む
雪印メグミルクは11日、弘前大学との共同研究講座の一環で「糖化年齢健診」を実施したと発表した。同大学と青森県弘前市が行う大規模健康診断「岩木健康増進プロジェクト健診」で実施し、6月1~10日までの10日間に約1200人が参加した。 糖化とは、食事で…続きを読む
TPCマーケティングリサーチの調べによると、普段の食事や運動などの生活習慣の中で美容のためにさまざまな取り組みを行う人は、20年の調査から22年の調査にかけて大幅に増加しており、24年も継続して高い傾向がみられるという。 女性のインナービューティに…続きを読む
<2024年8月号目次> 2024年7月20日発行 新製品カレンダー2024年5月~9月 今月の新製品動向「開けてみないとわからない!開けてみてもわからない?」「個数変更で現況に立ち向かう」 注目商品(バイヤーや消費者のコメント付)「落花生…続きを読む
米国シリコンバレーを拠点にグローバルに投資活動を展開し、大手企業のイノベーション促進を支援するペガサス・テック・ベンチャーズのアニス・ウッザマンCEOは本紙取材に対し、日本の大手食品企業がスタートアップ企業との協業で大きな成果を創出しにくい理由を、日…続きを読む