農林水産省は4日、「農林水産研究イノベーション戦略2024」を策定・公表した。毎年、農林水産・食品分野で重要視する先端的な技術・研究の開発方針について、農林水産技術会議が中長期戦略としてとりまとめている。5月末に成立した改正食料・農業・農村基本法を踏…続きを読む
消費者庁は3日、今年1~3月にインターネット上の健康食品の表示監視を行った結果、ネット販売業者244事業者の253商品について、健康増進法で定める誇大表示の禁止に違反する表示があったと公表。これら事業者に対し、表示の改善指導を行うとともに、事業者がシ…続きを読む
経済産業省が発表した4月度の商業動態統計調査速報によると、同月の食品商業販売額は、農畜産物・水産物卸売業7.2%増(3兆6190億円)、食品・飲料卸売業7.4%増(5兆6660億円)、飲食料品小売業1.7%増(3兆9820億円)となり、30ヵ月連続で…続きを読む
消費者庁は5月31日、小林製薬の紅麹問題に関連し、機能性表示食品と同様に自由な表示を可能とする特定保健用食品(トクホ)にも、サプリメントに限り最終製品の生産工場にGMP(適正製造規範)の順守を義務付ける方針を示した。GMPの要件や両製品に共通のものとす…続きを読む
農林水産省は5月31日、令和5年度(2023年度)の食料・農業・農村白書を公表した。冒頭特集では「食料・農業・農村基本法の検証・見直し」と題し、国会提出されている同法案の内容について詳述。国民一人一人の食料安全保障、適正な価格形成に向けた食料システム…続きを読む
先日、神戸牛を食べる機会があった。確かに赤みの上品さ、繊細なサシの香りと風味は記憶に残るおいしさだった。わさび業界では「肉にわさび」を提唱し、最近では肉にわさびをつけて食するシーンが増えつつある▼ただし、現状では神戸牛など高級な牛肉での使用が外食で主…続きを読む
厚生労働省は5月29日、新設の「食品衛生監視部会」を初開催した。食品などの規格基準を策定する食品衛生基準行政が、4月から消費者庁に移管されたことを受けたもの。厚労省は食品衛生法に基づく監視行政のみを引き続き担う。新部会は従来の薬事・食品衛生審議会に…続きを読む
サントリーホールディングスの「水育(みずいく)」が20周年を迎えた。食品酒類事業を支えるグループのアイデンティティーとして重視する水や森を守ることの大切さを、次世代を担う子どもたちに伝える啓発活動。現在までに日本をはじめ世界8ヵ国で累計58万人が参加し…続きを読む
●服部栄養専門学校鈴木理事が講演 日本食糧新聞社主催の食品経営者フォーラムは服部栄養専門学校の鈴木章生理事を迎え、6月13日にホテルニューオータニ東京で開催する。テーマは「あなたも120歳まで生きられる~健康の知恵・食品の知恵~」。 長生きができ…続きを読む
●活躍推進法に限界も 女性活躍推進法により女性の社会的な活躍が期待される中、同法が想定していない企業の問題意識も、女性の健康課題解決を促進している実態が浮かび上がってきた。厚生労働省が5月17日に公表した「女性活躍に関する調査」報告書から分かった。…続きを読む