スパイスの業務・加工用市場は外食産業を中心とした需要が増加したことで、回復傾向がさらに鮮明になってきた。しかし、エネルギーや人件費などのコストアップに加え、為替動向、原料高が各メーカーの利益を圧迫している。現在の原料高で直近の問題となっているのがコシ…続きを読む
家庭用スパイス市場は長期的な成長を続けているがコロナ禍以降、内食化傾向の拡大によりさらに市場は拡大した。コロナ禍からの回復以降は、外食産業の復活などによりその伸びは鈍化した。現在は原材料高騰や各コスト上昇による価格改定の効果があり、金額ベースでは市場…続きを読む
スパイス市場は家庭用が価格改定効果などで金額ベースでの市場伸長が鮮明になった。数量ベースでも徐々に回復傾向が鮮明となっており、今後は一層の市場拡大が見込まれる。業務・加工用は、業務用で外食産業が復活したことでこの市場は回復から拡大へと移行しつつある。…続きを読む
【静岡】藤枝市とカゴメ静岡営業所は1~16日の期間、市内の静鉄ストア5店舗で「野菜を食べて!! 健康フェア」を開催し、市民に野菜摂取を呼び掛けた。5日にはしずてつストア藤枝駅南店でカゴメ開発の野菜摂取量推定機「ベジチェック測定会」=写真=を開催。平日…続きを読む
ヤマキは、昨年発売40周年を迎えた「ストレートそうめんつゆ500ml」の姉妹品として、塩分を30%カットした「お塩ひかえめストレートそうめんつゆ500ml」=写真=を20日に新発売する。 近年の健康志向の高まりによって、日々の食卓で「減塩」を意識す…続きを読む
●「オニフレッチ」など提案強化 三菱商事ライフサイエンスのみりん・料理酒の24年の販売数量は、全体としては前年並みで着地する見込みである。一方で、ユーザーの原料コスト削減や作業性改善などのニーズの高まりを背景に、少量添加でも風味を付与できる高力価の…続きを読む
九重味淋の2024年販売実績は前年比2%増となった。飲食店の営業が通常に戻り、外食需要が回復したことから業務用本みりんの需要が回復基調にあるほか、家庭向け商品ではコロナ禍で高まった中食需要に伴い「良質な調味料」への関心が定着し、安定した需要が継続して…続きを読む
●こだわりの味と品質を前面に 福泉産業の前期(24年12月期)の売上げは前々期に実施した価格改定の影響により前年比微増で着地した。買上点数は適正利益確保に向けた取り組みの中で、配荷が終了した部門が一部あったものの、当初の想定を上回った。今期は売上高…続きを読む
●「お米だけのあまさ」で若年層開拓 キッコーマン食品のみりん類売上げは、今3月期も前年実績を超えて高付加価値化、若年層喚起を進めている。中容量のトップブランドである「米麹こだわり仕込み本みりん」が成長を続けている。程よい自然な甘みつけ、醤油の「いつ…続きを読む
宝酒造の2024年(1~12月)の調味料カテゴリーの販売数量のうち、本みりんは前年比1%増だった。22年10月の価格改定の影響が一巡し、大容量帯では多くのロイヤルユーザーに支えられる主力のタカラ本みりん「醇良」1LPETが堅調に推移。全体をけん引した…続きを読む