長きにわたって世界中を席巻し、内外の経済に大きな打撃を与えた新型コロナウイルスの影響も、5類移行以降ようやく収れんの方向が見え、ポストコロナの新たな時代を迎えています。 コロナ禍が続いた、この数年において、私ども植物油業界をはじめとした食品産業は、…続きを読む
◇J-オイルミルズ・佐藤達也代表取締役社長執行役員CEO 23年を振り返ると、原材料コストが良化したことに加え、油の価値に見合った適正価格での販売や、継続的なコストダウンへの取り組みが功を奏し、今期はコロナ禍や原料高の影響を受ける前の20年3月期の…続きを読む
半世紀に及び困難とされていた、飽和脂肪酸を含む植物油を加熱すると動物性食品のおいしさに関係する香気成分が生成されるメカニズムを、日清オイリオグループと東北大学(仲川清隆東北大学院農学研究科食品機能分析学教授代表)が共同で解明した。 応用いかんによっ…続きを読む
J-オイルミルズは4月から、家庭用食用油製品(一部製品除く)の賞味期限表示を「年月日」から「年月」へ変更、フードロスや労働負荷軽減につなげる。流通段階での在庫管理を日単位から月単位とすることで、保管・配送・入出荷などの業務効率化が図れるほか、倉庫間の…続きを読む
J-オイルミルズは24年から、家庭用で好評の紙パック食用油「スマートグリーンパック」シリーズを業務用分野でも展開する。新製品のJOYL「スマートグリーン サラダ油」=写真=を1月から発売、飲食店や学校給食などへ提案する。同シリーズは環境負荷・労働負荷…続きを読む
23年の世界情勢を振り返ると、ロシア・ウクライナ問題の長期化に加え、イスラエル・パレスチナ情勢などにより世界の分断はより強まり、また、高いインフレ率が世界経済の懸念材料となるなど、不透明さに拍車が掛かった一年となった。 日本国内においては、5月以降…続きを読む
日清オイリオグループは、展開事業を通じた「生物多様性の保全・回復」と「水リスク解決」への取り組みを従来以上に推進する。23年12月22日付で両取り組みを明文化した「日清オイリオグループ生物多様性方針」「同水方針」を策定したことを、同25日に発表した。…続きを読む
国内油脂業界は24年、命を守る油脂の安心・安全・安定供給を社会的責任として果たすとともに、山積する課題の解決に対しても最大限の取り組みを進める。5日、日本植物油協会など油脂関連6団体が新年交礼会を東京都内で開催。資源の円滑確保や環境対応、物流2024…続きを読む
日清オイリオグループは、23年12月29日まで開催された日本サッカー協会主催の「JFA 全日本U-12サッカー選手権大会」に協賛した。ジュニアアスリートの強い体づくりに必要な食事・栄養の知識や学び、実践することの大切さを伝えることを目的とするもので、…続きを読む
お米の未来を考えるシンポジウム「これまでのお米、これからのお米」が23年12月8~9日、「京都大学百周年記念ホール」で開催された。こめ油最大手の築野食品工業が中心となり、10年に一度開催する国際コメシンポジウムの一環として開催。世界規模で食料危機が叫…続きを読む