雪印メグミルクは24年度下期、次年度に控える創業100周年の記念の年に向けて、チーズ事業拡大で弾みをつけたい考えだ。市場シェアの拡大を達成した上期の勢いを維持しながら、ロングセラーブランド「さけるチーズ」などの継続拡大と、「torochi(トロチ)」…続きを読む
100ヵ国以上の酪農乳業関係の団体・企業や大学教授・研究者などからなる国際酪農比較ネットワーク(IFCN)によると、欧州における生乳産地は東側諸国にシフトが進む可能性がある。 IFCNの長期予測では、英国とEU27ヵ国のうち、2030年までに15ヵ…続きを読む
◇チーズ輸入商社動向 日本マイセラの24年度販売実績は、前年を上回って推移している。引き続き全方位展開戦略を基本方針に、スペシャリティーチーズの価値発信に注力。「コト消費」にフォーカスした売り方・食べ方提案も進める。オーセンティックな欧州産チーズの…続きを読む
◇チーズ輸入商社動向 野澤組は、国際情勢や為替変動の影響を受け、苦戦が続く輸入チーズの消費拡大へ向け、「チーズの良さを伝えて、使う・食べる意識を浸透させる」(宮崎竜範食品部長)ための施策展開を進める。 エントリーアイテムとして、人気の2点アソート…続きを読む
◇チーズ輸入商社動向 東京デーリーの24年度上期は、ほぼ前年並みでの推移となった。青カビは「ゴルゴンゾーラ ピカンテ」「同ドルチェ」が前年を割り込んだ一方、「おつまみブルーチーズ ゴルゴンンゾーラ」が好調。下期も引き続き売り込みを強化し、主軸の「チ…続きを読む
◇チーズ輸入商社動向 エフ アール マーケティングは、カリフォルニア州産ナチュラルチーズの攻勢を強める。これまでの日本市場にはなかった特徴あるチーズを展開し、地政学的リスクをヘッジする意味からも、さまざまなラインアップを紹介する。 ギデッティ社の…続きを読む
◇チーズ輸入商社動向 チェスコは今期(25年2月期)、主力4業態のうち業務用、直販の積極策が業績に貢献している。小口チェーンへのアイテム提案や、外食などへのメニュー提案が進んで、全体の業績を押し上げた。 9月からはプレミアム白カビチーズ「ル・フォンダン…続きを読む
◇チーズ輸入商社動向 ラクト・ジャパンの24年11月期チーズ事業は、物量面で安定的に推移したもようだ。インバウンド需要が下支えした一方、値上げによる小売チャネルへの影響は大きかった。 多くのコスト増はチーズサプライヤーに大きくのしかかっているが、…続きを読む
リトアニアのハードタイプチーズ「ジュガス」は、同国産チーズのフラッグシップだ。栄養の豊富さや、ラクトースフリーなどの食べやすさから、さまざまな食材との組み合わせが楽しめることが特徴。同国では農業政策の革新に力を入れており、生乳生産でも品質向上へさまざ…続きを読む
世界のナチュラルチーズ(NC)相場は、主要産地それぞれの外部環境の変化が影響している。欧州では気候変動による環境規制から酪農家に厳しい目が向けられがちだが、米国のようにサステナブルな産業としての理解醸成が進むことで乳量を伸ばしているところもある。NC…続きを読む