●新規創出へ向け積極策を 主要乳業関連企業5社のトップの年頭所感などから、2024年の酪農乳業界が直面する課題と提言、経営重点戦略と今後の方向性を探る。VUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の時代といわれる現在において、食料安全保障とサステナ…続きを読む
世界経済情勢の緊迫化に伴う生産コストの高騰や、消費者の生活防衛意識の高まりなど、酪農乳業界を取り巻く状況は24年に入ってからも依然として厳しい。昨年から続く生乳生産基盤への脅威は、まさに「令和の酪農危機」と呼べる状況だ。難局を迎える業界の最重要課題は…続きを読む
森永乳業は15日、全国約2500店で展開する宅配サービスを一新し、「健幸サポート便」として新たに展開することを明らかにした。健康志向の高まりとライフスタイルの変化に合わせ、今春から新たな展開をスタートさせる。健康習慣づくりをさらにバックアップすること…続きを読む
●将来見据え課題解決 日本乳業協会など乳業団体の合同賀詞交歓会が9日、東京都中央区のベルサール東京日本橋で開催され、約770人が参集した。23年5月の新型コロナウイルス感染症の5類移行を端緒とする人流・インバウンド回復の一方、ウクライナ・中東情勢と…続きを読む
森永乳業の大貫陽一社長は、24年の展望として前年から高まる消費者の生活防衛意識を背景に消費者の商品を見極める目もシビアになると指摘する。現中期経営計画の最終年度に当たる今年は「健康5領域」のさらなる拡大を目指す事業展開に加え、サステナビリティへも注力…続きを読む
雪印メグミルクの佐藤雅俊社長は、2025年に迎える創業100周年へ向けて、企業価値向上を念頭に、バリューチェーン(VC)の複線化による「食料供給の安定化」に向け、一気呵成に戦略を進める。来春に計画するプラントベースフード(PBF)市場における新たなV…続きを読む
商品概要:「雪印北海道100 さけるチーズ」シリーズ新アイテム。北海道産生乳を100%使用したナチュラルチーズ。特徴ある食感。おやつシーンに食べたくなるコンソメ味。コンソメ香料使用。 商品名:雪印北海道100 さけるチーズ<コンソメ味> メーカー:雪印…続きを読む
森永乳業は、同社の新規創出プログラムから生まれた「酪農マルシェ みるくのえん」を通じて、酪農家とパティシエを結ぶ活動を実施している。東京都大田区のノミガワスイーツと千葉県館山市の須藤牧場とをつなぎ、パティシエらを対象にした酪農体験を実施。12~19日…続きを読む
日本食糧新聞社など酪農・乳業専門紙8社で構成する酪農乳業研究会は、2023年の酪農乳業界における重大ニュースを選定した。依然として厳しい経営を強いられる酪農家、種々のコストアップに対応し、出口需要の拡大へ努力を重ねる乳業メーカーらの苦闘は続いており、…続きを読む
ヨシダコーポレーションの今上期(23年4~9月)は物量こそ微減だが、売上げは前年を大きくクリアした。家庭用商品ではNCが厳しいものの、PCは金額、物量とも大幅に伸長。特にベビーチーズが新たなプライベートブランド(PB)商品への採用を増やすとともに、既…続きを読む