●来年3月本格稼働 全農パールライスは9月、JAグループ初の大規模米粉製粉工場を着工。来年3月をめどに本格稼働開始する。原料米品種と製粉方法にこだわったパンや洋菓子、麺など新規需要に最適な米粉を製造。生産能力は年間1150tで、主力の精米事業と酒米…続きを読む
幸南食糧は「コメの価値と魅力を伝える」をスタンスに掲げ、コメの卸と加工食品、炊飯事業などコメを中心に多様な事業を展開している。家庭炊飯が減る中、パックご飯やレトルトかゆなどの加工米飯にも注力し、昨年1月冷凍米飯ラインを導入。国内向けOEM生産のほか、…続きを読む
最大手コメ卸グループの神明ホールディングス(HD)は、調達の大本である農業振興への貢献を目指し、青果事業に参入。17年の東果大阪を皮切りに、豊洲や成田、岡山の市場を傘下に入れ、同事業だけで1400億円近くを売り上げ、コメ事業を超えている。直近では3月…続きを読む
ミツハシは、コメのメーカーとして、精米と炊飯事業、冷凍米飯、米粉を活用した食品など幅広く展開している。企業活動の根幹を成す原料調達では、23年産米が不作だったが長年にわたって構築してきた生産者との関係性から、複数年にわたる契約栽培比率が高いため、影響…続きを読む
大和産業が自社ブランドのヤマトライスから発売する「やわらかい玄米ごはん」が各所で定番商品となっているようだ。従来品の「白米と同じように炊けるやわらかい玄米」を、電子レンジや湯せんで手軽に食べられるパックご飯にした商品として、特に健康意識の高い消費者や…続きを読む
木徳神糧の23年12月期連結決算は、コロナ禍の行動制限緩和で外食・中食需要が回復し、売上高で前年比9.7%増。収益面では、コメ取引価格が上昇傾向にあり22年産米の収益性が向上し、営業利益は同56.6%増、経常利益は同57%増、親会社株主に帰属する当期…続きを読む
米・米粉消費拡大推進プロジェクトは、コメと米粉に対する特性や機能性などについての専門家の知見をまとめた「米・米粉情報まとめサイト」(https://okome-summary.jp/)を3月に開設した。 このサイトではエビデンス(根拠)に基づいた情…続きを読む
コメ消費が家庭用中心に盛り上がってきた。日本食糧新聞社がPOS(KSP)データを基に分析した結果、23年3月から24年2月は、数量ベースで前年比0.45%増とほぼ前年並み。だが月ごとに見ると10月は前年同月比0.9%増、11月同2.02%増、12月同…続きを読む
コメへの関心の高まりが、ここへきて需要に結びついてきた。さまざまなデータから、減少を続けた家庭用需要に歯止めが掛かってきている。これに業務用の復活も重なり、有力コメ卸の販売量が増加している。背景に、コロナ禍の物流の滞りから端を発し、ロシアによるウクラ…続きを読む
アイリスオーヤマは、東北農業の復興支援を目的に、精米事業に参入した。協働でコメビジネスを展開する農業生産法人の舞台ファームが福島県沿岸部(相馬市・浪江町・双葉町)で営農再開ビジョンのフラッグシップとして生産したコメをアイリスオーヤマが買い取り、パック…続きを読む