農林水産省は11日、9月25日現在の24年産水稲の作付面積と予想収穫量を公表。全国の作況指数は、やや良の「102」で、主食用米作付面積は、前年より1万7000ha増の125万9000haに上り、6年ぶりの増加となった。10a当たり予想収穫量は544k…続きを読む
8月に小売の棚からコメが消え、9月に入って新米が並び解消されたものの、大幅に価格高騰している--コメをめぐる状況が大きく変化する中、消費者の購買動向を探るため、マーチャンダイジング・オンが運営するRDS-POSの全国スーパーの販売実績から考察した。その…続きを読む
石川県は、オリジナル品種「ひゃくまん穀」をはじめ、「コシヒカリ」「ゆめみずほ」の三大銘柄で展開している。おいしさと作りやすさを両立させたひゃくまん穀は粒の大きさがコシヒカリの約1.2倍にも上り、おにぎりや弁当の原料米として業務用ユーザーに人気の銘柄。…続きを読む
宮城県は「お米は食べわける時代」を掲げ、「ひとめぼれ」「ササニシキ」「だて正夢」「金のいぶき」など県オリジナル品種を中心に、個性豊かな銘柄を揃えている。 「ひとめぼれ」は、甘みと粘りのバランスが良く用途が広いため、家庭用・業務用ともに使用されている…続きを読む
主産地北海道では、「ゆめぴりか」「ななつぼし」「ふっくりんこ」の3大銘柄中心に多様化するニーズに応えた多様な品種を生産している。 トップブランド「ゆめぴりか」は昨年、日本穀物検定協会主催の食味ランキングで14年連続で最高位の「特A」を獲得した。その…続きを読む
岩手県は、オリジナル品種「銀河のしずく」と「金色の風」に、生産量最多の「ひとめぼれ」を中心に、36年前から「いわて純情米」としてブランド力強化を図ってきた。恵まれた気象条件や生産者の情熱もあり、高温障害が多発した昨年も一等米比率が全国首位となった。 …続きを読む
山形県は、県オリジナル品種の「つや姫」と「雪若丸」を中心に行政や関係団体が一体となったブランド戦略本部(ブランド化戦略本部から昨年改称)を結成し、生産から販売、コミュニケーション活動まで取り組んでいる。 トップブランドの「つや姫」は、今年デビュー1…続きを読む
新潟県は水稲作付面積、収穫量ともに首位(23年産)産地で「コシヒカリ」「こしいぶき」「新之助」ほか、多様化する消費ニーズや用途、作期ごとに品種を揃えている。前23年産は夏場に高温や渇水などに見舞われ、一等米比率(同年10月31日現在)がコシヒカリ4.…続きを読む
秋田県では、主力銘柄の「あきたこまち」が今年40周年を迎える。JAグループあきたでは県内イベントとして9月7日、イオンモール秋田で「あきたこまち40周年記念感謝祭×農業応援イベント・全農フェスタ2024」を開催。来場者合計700人に「あきたこまち2合…続きを読む
コメ不足から、今年は早々に24年産新米が売場に並び始めた。一等米比率が低下した昨年の反省から、各産地とも万全の暑さ対策を施してきたものの、異常気象や自然災害に翻弄(ほんろう)されているのも事実だ。半面、生産現場で新米の集荷合戦が繰り広げられ、価格が高…続きを読む