新年度の始まりとなる4月は、食品界の経営に影響を及ぼす制度や仕組みの変化が相次ぐ。昨年4月の「2024年問題」から1年を経て、1日付で改正物流効率化法(改正物効法)が段階的にスタート。厚生労働省が「日本人の食事摂取基準」を5年ぶりに改定したのを受け、…続きを読む
セブン&アイ・ホールディングス(HD)は今期、価格訴求型のPB「セブン・ザ・プライス」を前期末の222品から約300品に拡大する。24年度は前年比2倍の販売実績となった。今期はさらに20%増を目指す。3月31日に新商品20品を発売した。 同PBは、…続きを読む
マルハニチロは、脂のりのよい白身魚の養殖魚「スギ」を5月から試験販売する。高水温に強く短期で生産できる南方魚。カンパチに似た味で、寿司や刺し身など量販店や外食向けの導入を目指す。多様な販路を活用して順次拡大。25年度は1万尾、27年度には10万尾の生…続きを読む
東京の業務用一次卸・三桜商事が3期連続の増収増益を達成した。3月27日に東京都千代田区の帝国ホテルで行われた同社販売店組織・三桜会の第44回総会で服部昇社長が報告した。 それによると、24年12月期業績は売上高154億2000万円(前年比4.8%増…続きを読む
国連WFP協会(安藤宏基会長)は3月29日、ミャンマー地震緊急食料支援募金を開始した。ミャンマー中部で同月28日に発生したマグニチュード7.7の地震で被災した地域の緊急のニーズに応えるもの。同協会では被災した地域を迅速に支援するため寄付を募っている。 …続きを読む
【東北】仙台市若林区に建設し、建物も完成している商業施設「仙台ハーベストビレッジ」への出店をヨークベニマル(YB)は断念すると発表した。物件をとりまとめているデベロッパーが2023年12月に離脱を表明、現在もデベロッパー不在の状態が続いている。YBの…続きを読む
明治は5月中旬から、同社アイス事業で初めて輸出専用に開発した「北海道アイスバニラ」を東南アジアで発売する。既存の輸出先である台湾・香港・シンガポールに加えて、ベトナムといった新規輸出国で展開。初年度約85万本を目標に掲げ、海外アイス事業の拡大を目指す…続きを読む
味の素が24年3月から同社ECサイトで展開する炊飯器専用調味料「白米どうぞ」は、発売10ヵ月で当初の計画の2倍以上となる累計販売数(食数換算)100万食を突破した。簡便性やトライアルのしやすさなどで支持を集めリピート購入率が上昇。2月からSMやDgS…続きを読む
味の素は、夏の長期化に伴う食材の旬の変化などに着目し、「五季そうさまプロジェクト」を始動した。夏のような暑さが続く9~10月上旬を五番目の季節「まだなつ」と位置付け、和風だしの素「ほんだし」を活用したレシピをブランドサイトなどで発信。マンネリ化しやす…続きを読む
明治は、カカオハスクを活用した持続可能なカカオ生産に貢献する取り組みを海外で事業化する。3月14日、メキシコ国内でメキシコホワイトカカオの農園を運営管理するYAKAWおよびバイオプラスチックの分野で独自の技術を持つ日本企業ヘミセルロース社とメキシコ国…続きを読む