昭和産業の塚越英行社長は、「さらなる収益力の向上を目指して、販売面・製造面でのグループ一体となって、事業構造改革に取り組んでいく」と、26年3月期の方針を語った。20日に都内で開催した25年3月期決算説明会の席で明らかにした。事業戦略として、今期は「…続きを読む
肉や乳、卵などの動物性食を植物性由来で再現するプラントベースフード(PBF)に、「貝タイプ」の植物性だしが登場した。不二製油は今春、動物性原料や香料を使わずに貝のような風味を実現する植物性だし「MIRA-Dashi(ミラダシ)C500」を上市、ラーメ…続きを読む
2025年の製パン業界は、人手不足への対応を急ぐ。15日、東京都内で開催された日本パン工業会の総会後会見で、大手製パンメーカーのトップから人手不足が深刻化しているとの指摘が続いた。各社とも短期的には採用を多様化し、労働力市場で競争力を高めることで人材…続きを読む
【長野】水産加工品など製造のスギヨ(石川県七尾市)とマルイチ産商は共同で、6月1日を「スギヨのビタミンちくわ復活の日」として日本記念日協会に共同で申請し、17日に登録された。売上げの約7割を長野県内が占める「信州のソウルフード」の同商品は、2024年…続きを読む
【関西】宝酒造が輸入・販売しているバーボンウイスキー「ブラントン・ストレート・フロム・ザ・バレル」=写真=が、米国で開催された国際的な酒類品評会、サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SFWSC)2025で最高金賞(ダブルゴールド…続きを読む
小林製薬の紅麹問題を受け、機能性表示食品と特定保健用食品(トクホ)も含めたサプリメント製造施設にGMP(適正製造規範)の順守を来年9月から義務付けることに伴い、消費者庁はこれら施設の現場確認を開始する。新井ゆたか長官が15日会見で明らかにした。確認す…続きを読む
ヤクルト本社は2025年度、「ヤクルト1000」シリーズで糖質オフアイテムによる実績拡大を目指す。25年に入ってから宅配・店頭両チャネルで全国展開が始まり、販売本数、店頭露出ともに増加基調にある。海外では米州(米国、メキシコ)中心に本数が伸びており、…続きを読む
雪印メグミルクは2025年度、創業100周年の年に新たな経営計画「NEXT DESIGN(ネクストデザイン)2030」を始動、コーポレートブランドを強化し、成長軌道のレール盤石化を目指す。24年度のプラントベースフード参入、海外での機能性素材販売の弾…続きを読む
森永乳業の2024年度連結決算は増収営業増益を達成し、25年度からスタートする4ヵ年の新中期経営計画へ勢いづける業績となった。国内事業での販売促進費効率化や、海外事業の反転攻勢が奏功した。迎える25年度は、新たな中期経営計画の下、投下資本に対する社内…続きを読む
森永乳業は13日、「サステナビリティ中長期計画2030」の見直しを発表した。策定から3年が経過し、社会トレンドの変化を踏まえてアップデートした。 大貫陽一社長は同日のオンライン決算説明会で、「着実に取り組みを進め、経験を積み、以前よりも取り組みの幅…続きを読む