松代そば善屋は24年10月期、好調だった前年度並みの売上げと利益を見込む。引き合いの状況から繁忙期となる夏場の生産量が上限に達すると予想されるためだ。今期は元旦の能登半島地震で上越市の倉庫が被災し、商品二千数百ケースに被害が出るなど不運もあった。その…続きを読む
白物から、そば、パスタ、中華麺など、多彩な乾麺製品を展開する、山梨県のはくばく。独自の商品設計やマーケティング戦略で、市場開拓を進めている。コロナ禍の本格的な収束や物価上昇など、さまざまな変化とともに迎えた今期は、健康訴求型のうどん、そうめんを投入。…続きを読む
茶そばのトップメーカーの池島フーズは、同社の技術力、品質と味へのこだわりを具現化した新商品の開発に積極的で、茶そばだけでなく、パスタやそうめんなど商品ラインアップを充実させている。24年も「池島」ブランドらしい新商品を投入している。 同社23年度の…続きを読む
ヤマダイの23年度(24年3月期)の売上高は前年比で1桁半ば増を上回り、売上高として過去最高を更新した。その中で乾麺カテゴリーの販売実績は数量ベースで前年並みとなった。23年9月に価格改定を実施するも贈答用、通常品ともロイヤルユーザーを獲得しているこ…続きを読む
松屋製粉の23年度(24年3月期)は、出荷ベースでは厳しかったが、売上げはそば粉の価格改定を行ったこともあり前年度を上回って着地した。コロナ禍が収束し、行動制限が緩和されたことで外食産業が回復してきた。また、他業種からFCのそばチェーン店に参入する新…続きを読む
山本かじのの乾麺の販売状況は、価格改定の影響などもあり、やや伸び悩んでいる。乾麺のそばカテゴリーはコロナ禍以降、需要が高止まりしているものの、さまざまなコストアップによる生活者の節約志向により、高価格帯商品の動きが鈍くなってきていることも要因となって…続きを読む
星野物産の乾麺の販売状況は、「新・信州田舎そば 小諸七兵衛」「マルボシ中華そば」「上州手振りうどん」の主力3品が引き続き堅調に推移し、3本柱がより強固な商品となっている。中でも「小諸七兵衛」と「マルボシ中華そば」は、着実に売上げを獲得し、成長している…続きを読む
福島県民の麺として長らく愛されているのが福島県清鶴会の清鶴麺。1959年、県内で金鶴麺を製造する製麺業者が金鶴会を設立、翌年に清鶴麺、清鶴会に改称し、協同組合として今日に至っている。会員は22社で始まり、現在8社(会長=佐藤重国会津製麺工業社長)、生…続きを読む
宮城県白石市の松田製粉は、2シーズン目を迎える岩手県産もち小麦「もち姫」を配合したそうめん、うどんの育成に努める。東北産原料の魅力に加え、早ゆでなど現代のライフスタイルに合った設計で新たな需要を開拓する。 原料の一部に使用したもち姫は、もちでん粉の…続きを読む
●道産小麦おいしさ発信 宮城県白石市のはたけなか製麺はそうめん、ひやむぎ、うどんの白物3品からなる「もみ延べ」シリーズを2月に発売した。北海道産小麦粉を100%使用した原料や独自の製法に加え、推奨上代230~250円という買いやすい価格帯も重視した…続きを読む