大手メーカーを中心に秋冬向けの味噌の新商品が出揃った。バリエーションの増加で潜在的ニーズにアプローチするほか、即席味噌汁や液味噌など時短・簡便需要に応える商品が存在感を示した。(志賀愛美) 業界最大手のマルコメは、主力の「料亭の味」無添加タイプを「…続きを読む
農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は温暖効果ガスの一つである一酸化窒素(N2O)削減効果を高める、大豆と根粒菌の共生系を開発した。現在、大豆は食用・飼料用・搾油用と需要の増加に合わせて作付面積も世界的に拡大傾向にある。同研究の活用により地球温…続きを読む
人口減少社会における国内消費の縮小が免れない中、業界各社は海外にも目を向けて伝統的な食品である味噌の輸出拡大を目指す。23年に品目団体に認定された全味工連では、国からの補助を受け輸出促進事業を強化。参加組合員数も年々増加する中で国際見本市への出展など…続きを読む
全国46組合736社が加盟する全国味噌工業協同組合連合会(全味工連)によると、25年上期(1~6月)の味噌の出荷量は17万3880tとなり、前年比2.2%増だった。ダウントレンドの中で微増した22年上期以来3年ぶりに前年を上回り、コロナ禍以降加速して…続きを読む
味噌市場では2025年上期(1~6月)の出荷量が3年ぶりに前年同期を上回り、ダウントレンドに小休止が入る形となった。下期の動向は依然懸念点である原料米がネックとなりそうだ。中長期的に見ると市場の縮小は免れない中、業界各社は時代の要請に合わせた形態や風…続きを読む
◇実力きらり★中部の食品メーカー 愛知県東海市に本社を構える坂角総本舗は1889年の創業以来、137年の歴史を誇る老舗菓子メーカーだ。エビを中心とした海の幸を原料に独自製法で菓子製造を続け、他社との差別化を実現してきた。 主力商品「ゆかり」はその…続きを読む
◇実力きらり★中部の食品メーカー ●販売チャネル多角化 2011年3月に誕生したオリジナルキャラクター「あいこちゃん」で全国的に広く認知されている静岡市清水区の缶詰メーカー・伊藤食品は、23年のサバ不漁に伴う主力「あいこちゃん プレミアム鯖」(内…続きを読む
◇実力きらり★中部の食品メーカー 愛知県碧南市の九重味淋が手掛ける「やわらかペーストみりん粕」は伝統製法のみりん粕を、手軽に使えるようにペースト状にした商品。このたび、同商品が一般社団法人日本インナービューティーダイエット協会が主催する「第1回イン…続きを読む
◇実力きらり★中部の食品メーカー 三重県伊勢市の伊勢角屋麦酒は、約440年の歴史を持つ老舗和菓子店の二軒茶屋角屋餅店が手掛けるクラフトビールブランド「ISEKADO」だ。多彩な商品ラインアップを揃え、ペールエールやIPA、ヘイジーIPA、ピルスナー…続きを読む
◇実力きらり★中部の食品メーカー 名古屋市の共親製菓は創業70年超の老舗菓子メーカーだ。創業当初はキャラメルや羽二重餅、1960年代には粉末ジュースを製造するなど駄菓子メーカーの礎を築いていった。特に79年発売の「さくらんぼ餅」「青りんご餅」、81…続きを読む