全国の味噌実出荷量で6割近いシェアを誇る長野県。食の多様化や市場規模の縮小で消費の停滞が続く中、味噌など発酵食品を手掛ける八つの団体・企業が業界の垣根を越えて23年、コンソーシアム(共同事業体)「発酵バレーNAGANO」を立ち上げた。発酵食品の魅力を…続きを読む
食品需給研究センターによると、24年の味噌生産量45万6487tのうち米味噌は39万4048tと全体の約8割以上を占める。もう一つの主原料である米穀について、味噌業界では原料米(加工用米・特定米穀)の不足と高騰を23年秋から懸念していた。水不足や高温…続きを読む
シカゴ大豆相場は引き続き高止まり傾向にある。現在の価格は安定しているものの、非遺伝子組み換え(Non-GMO)大豆のプレミアム価格上昇から海外産大豆と国産大豆との価格差が縮小。米国農務省の調べでは、24年度の非GMO大豆分別価格は国産大豆の入札取引価…続きを読む
財務省が発表した貿易統計によると、24年通期の輸出量は2万3497tで前年比15.8%増と大きく伸長した。金額ベースでは63億1265万円と前年比24.6%の増加。過去最高額に達したもよう。 輸出上位国のうち、トップの米国は6183tと前年比24.…続きを読む
全国46組合781社が加盟する全国味噌工業協同組合連合会(全味工連)の調べによると、24年通期(1~12月)の味噌出荷量は35万5885tと前年比2.6%減だった。出荷量の推移を見ると、12~19年までは前年から1000~5000tずつ減少していたが…続きを読む
24年の味噌市場は、食品全体の価格改定や市場縮小の影響を受け前年を下回って推移した。特に主原料の一つである原料米穀の調達難と価格上昇に、各メーカーは苦戦している。原材料のほか、包装資材や物流費、為替の影響もあり、各社は度々の価格改定を重ねるが、コスト…続きを読む
◇紅茶メーカー動向 森永乳業は25年度、「リプトン」のカップタイプで、新たなフレーバー品の投入など積極的な挑戦を進める。紅茶に加え、さまざまな素材の可能性を探求。商品力を磨き上げ、消費者の満足度を高めていく。 24年度の「リプトン」ブランドは、ト…続きを読む
◇紅茶メーカー動向 日本緑茶センターは「やさしいデカフェ紅茶プレミアム」シリーズから「はちみつ瀬戸内レモン」を春夏向けに新発売する。国産はちみつパウダーや瀬戸内地方産レモンなど国産原料にこだわり、甘味料を使用しないはちみつとハーブ由来のほんのりとし…続きを読む
◇紅茶メーカー動向 名糖産業の今期(25年3月期)1月までの粉末飲料部門売上げは前年比横ばいとなった。粉末部門のメーンブランドである「スティックメイト」シリーズは微減となったが、ココア類が伸長し、粉末部門全体をけん引している。スティックメイトは気温…続きを読む
◇紅茶メーカー動向 ●新規獲得目指す 英国紅茶ブランド「トワイニング」は、2月18日、「『トワイニング』ロンドンアフタヌーン」(10袋入り)を新発売した。同品は、「トワイニング」創業の地であるロンドンのアフタヌーンティーで親しまれる紅茶をイメージ…続きを読む