あじかんは、2019年に長期ビジョン「あじかんV30」を掲げ、その達成に向けた取り組みを進めていたが、外部環境の変化とともに、原料高、物価高、円安の進行など、収益性の低下に繋がる要因が顕在化してきた。この先、成長投資に必要な利益を安定的に創出し、さら…続きを読む
◇活躍する企業ご縁つなぎ対談 日東食品工業×吉原食糧~共通する地方の課題に挑む 絶えざる挑戦と独自性で新たな価値創出へ~ 日東食品工業・冨海智代表取締役、吉原食糧・吉原良一代表取締役社長 * 新型コロナによる行動制限・自粛も完全に過去の…続きを読む
山形丸魚は水産卸の枠から抜け出し、「地域商社」を標榜する。得意先、仕入れ先のみならず、幅広いつながりを持つことから、この関係性を重視している。さらに「水産、食品ともども壁を取り払い競争と協業に向き合う」(鈴木徹郎社長)と語る。先ごろ開催された総合展示…続きを読む
国が主導する国内水産物の応援消費などを背景に、仙台水産の24年3月期決算は売上高482億7400万円(前年比3.7%増)、経常利益3億3000万円(同2.8%増)と増収増益を達成した。主要小売業、外食産業での三陸産の需要は根強く、市場を起点とした旬や…続きを読む
丸大堀内の24年3月期決算は売上高1078億2000万円、経常利益10億4900万円と成長を維持した。トモシアホールディングス(HD)の5ヵ年計画「TGV(トモシアグループビジョン)2027」に基づき、人口減少や物流問題など地域の課題に対応した卸売機…続きを読む
三菱食品は今期、デジタルを活用したビジネスモデルの確立などを成長の軸とする7年間の経営計画「MS Vision 2030」(24~30年度)を策定した。データ分析とデジタルマーケティングを掛け合わせた新たな手法で小売店やメーカーの経営課題に向き合う。…続きを読む
東北6県、北関東、新潟と幅広いネットワークを持つボーキ佐藤は、全国卸、有力地域卸との戦いが激しくなり、企業のアイデンティティーを明確にしなければ勝ち残れない時代を迎えている。広域であるから、4ブロックに分け、ブロックでの強みを発揮していこうという方針…続きを読む
日本アクセス東北エリアは今期、卸売事業単体で売上高1000億円超えに挑んでいる。上期は洋日配、冷凍食品がけん引して売上高が前年比4.2%増。この数年で拠点整備が進んだことも事業を後押しした。第8次中計では「変革と挑戦」をスローガンに、新たな価値創出に…続きを読む
アフターコロナにおける人流の回復や価格改定など、一年を通して食品産業の成長を支えたトピックスの波及効果は一巡したとする見方が強い。人口減少や高齢化を背景とする物量の減少が懸念される中、国分東北は新たなビジネスモデルの確立を急ぐ。低温フレッシュデリカ、…続きを読む
新型コロナ収束後の人流回復やメーカー商品の値上げラッシュに伴う末端への適正な価格転嫁により食品卸業界の好業績が保たれてきたが、今年に入り潮目が変わり始めた。追い風となる環境要因が一服したとみる向きが強く、人口減少や高齢化を背景とする量的縮小、物価高に…続きを読む