●一大食料生産地帯を背景に食品加工集積 帯広市を中心とした十勝は日本の食料基地の代表でもあり、豊かな農産、畜産、酪農の一大食料生産地帯。十勝管内の農業産出額は畑作と畜産を合わせて約3080億円(2022年)で、これを背景にした食品加工・農業機械など…続きを読む
●食材が集まる道内第2の拠点都市 北海道の中央に位置する旭川は農業、畜産、乳業が盛んなエリア。さらにオホーツク海、日本海の新鮮な海産物が集まり道内の各地方に向かう拠点都市である。そのため旭川は農産加工が盛んで、地場産大豆などを原料にしたあん製品など…続きを読む
●リゾートとワイン特区、酒類16%占める ウインターリゾートで世界的に有名となった倶知安町やニセコ町、ワイン特区でワイナリーが相次いで誕生している余市町はいま北海道で注目のエリア。ニセコエリアはニセコ町、倶知安町、蘭越町などで構成される。また余市エ…続きを読む
●高速道路、空港、港湾の道央ベルト地帯 北海道の大玄関口である新千歳空港、ラピダスを中心に北海道バレー構想で盛り上がる千歳市道央ベルト地帯の中央に位置する工業団地がある恵庭市、北海道ボールパークFビレッジの開業でにぎわいが高まっている北広島市、日本…続きを読む
●惣菜類29%、菓子21%の構成が高い 札幌都市圏の中心・札幌市における食関連工場数は1026ヵ所と推定され、構成比が高いのが、惣菜類29%、菓子21%。次いで冷凍食品12%、食肉処理・加工品10%、水産製品10%。小売や観光、飲食といった商業をベ…続きを読む
◇北海道支局独自調査 2025北海道食の産業 エリア別の製造業動向 本紙北海道支局で食に関する製造工場数を独自調査した。道内30ヵ所の地域別保健所の最新届出施設データから、惣菜類、菓子、水産加工品、弁当類、缶・瓶・容器包装食品、乳製品、和日配漬物、…続きを読む
◇北海道支局独自調査 日本食糧新聞社北海道支局は、道内スーパー9社に今年の春需商戦について、4月の販売状況と商品カテゴリー別動向、5月行楽商戦の販売見込みなどを独自にアンケート調査し、その結果をまとめた。昨年11月、ロピアが屯田店をオープンし北海道…続きを読む
◆下期、インバウンド需要の回復に期待 日本食糧新聞社北海道支局では、今年の景況感や市場見通しなど食品業界の動向を探るため製配販3層に向け緊急アンケートを実施(判断時点は7日)。寄せられた回答は約40件、今年1~4月の売上げでは80%が前年並み以上と…続きを読む
北海道の食に関わる製造工場数を独自調査したところ5331ヵ所となった。製造カテゴリーを見ると、惣菜類、水産製品、菓子の上位3品目を合わせて59%の構成。北海道の食品工業・製造出荷額は2兆7271億円で全体の41%を占め(全国は11.7%)、豊富な食資…続きを読む
2030年の1000億円達成を掲げ、食品事業の強化を図るアイリスグループ。アイリスフーズが担い、飲料水は21年の参入以降、年々業績を拡大させ、パックご飯と並ぶ食品の基幹事業となっている。商品は天然水と強炭酸水の2本柱で、富士小山工場と富士裾野工場2工…続きを読む