マルマンは、好調な国産原料の「国産生」シリーズを新たな柱に育てている。林隆仁社長は、「『国産』に対する消費者の信頼は厚く、旗艦商品の『無添加生みそ』との二枚看板に」と意気込む。 「国産生」は国産大豆、国産米、国産塩を100%使用した非加熱タイプの生…続きを読む
「タケヤみそ」を展開する竹屋は、22~23年にかけて「特醸みそ」「塩ひかえめ」「名人のみそ」の主力3品をリニューアルした。「具体的な効果は、まだ出ていない」と藤森伝太社長。小売の棚で大手の寡占化が進む中、「家庭用味噌の立て直しは急務で、今しかない段階…続きを読む
ひかり味噌は、味噌4本柱に定める円熟、有機、国産、減塩の付加価値型商品全体が順調に推移している。特に「CRAFT MISO 生糀」が他商品を上回る勢いで伸長。減塩や健康で訴求するのではなく、「そのままおいしい」をコンセプトに、味噌初心者でも気軽に使え…続きを読む
「信州味噌」の地元、長野県はトップメーカーから小規模な蔵まで、100近い製造業者が軒を連ねる味噌の一大産地だ。全国出荷量における県のシェアは、約58%に及ぶ。全国味噌工業協同組合連合会(全味)がまとめた県の24年味噌実出荷量は2万1421tで、前年を…続きを読む
味噌のトップメーカー、マルコメは「プラス糀 生みそ糀美人」シリーズが好調だ。ラインアップはレギュラータイプと赤系の「熟甘」、こし味噌の「なめらか」の3アイテムで、24年10月~25年2月(以下同)のシリーズ売上高は前年同期を13.3%上回った。「『糀…続きを読む
関東首都圏の味噌売場には全国の有力メーカーの定番アイテムが棚に並ぶ。依然650gや800gの商品が存在感を示す一方、液味噌や小カップのような簡便性や単身世帯に訴求した商品も多い。酢味噌やもろみ味噌、田楽味噌といった調理味噌にも根強いニーズがうかがえる…続きを読む
2024年1~12月の北海道内味噌出荷数量(北海道味噌醤油工業協同組合調べ)は1万8191t(前年比3.9%減)、仕込み数量は1万8142t(同2.5%減)となった。北海道味噌は、気候が冷涼なので長期の熟成と切り返しを要するため、辛口の米味噌、麹歩合…続きを読む
日本食糧新聞社が代理販売するPOSデータ(KSP-SPが独自に集計した全国約1000店舗から構成されたデータ)を分析し、24年1~12月における味噌売上げランキングを作成した。24年は食品全般が値上げを実施。味噌カテゴリーも売上金額は伸長したものの、…続きを読む
味噌は醤油とともに発酵調味料として輸出重点品目に選定され、現在、「MISO」として海外でも認知されつつある。11~14日に東京ビッグサイトで開催された第50回「FOODEX2025」の海外パビリオン出展会場で、国内外に向け発酵調味料・味噌が紹介された…続きを読む
今年も大手メーカーを中心に春夏向けの新商品が出揃った。味噌カテゴリーでは、有機大豆を使用した商品や製造技術を生かした麹商品、即席味噌汁などが多数登場した。(志賀愛美) 業界最大手のマルコメはグループ会社の強みを生かした商品を今年も多数展開する。即席…続きを読む