◇地元有力業務用卸トップに聞く ●理解深めシステム活用 --今24年7月期ここまでの状況は。 浅地 およそ前年並みで推移している。前期(23年7月期)は、値上げ効果の影響で増収増益で着地したが、値上げが一巡する今期は企業としての実力が試される年…続きを読む
◇地元有力業務用卸トップに聞く ●新本社でシナジー効果 --今24年5月期ここまでの業績は。 金森 第2四半期業績は売上高が前年比9.3%増の336億9000万円、営業利益が249.9%増の5億7400万円、経常利益が215.3%増の6億050…続きを読む
●細かな物流網に商機 中部地区の有力業務用卸各社の業績を見ると、軒並み増収増益で推移している。好調要因に値上げや外食産業の回復などが挙げられるほか、各社での収益改善や業務効率化など、自助努力によるものも少なくはない。 2023年は商品の値上げ対応…続きを読む
21年4月から、静岡市との連携と協力に関する包括協定の一環で、天神屋は学校給食メニューを期間限定で販売している。23年3月には静岡県内学校給食の定番メニュー「さくらごはん」を地元静岡ではなじみ深いアルミパックで期間限定発売。具のない醤油味のシンプルな…続きを読む
静岡県島田市の「KADODE OOIGAWA」に20年11月に出店したソフトクリーム専門店は多くの観光客らが詰めかけ、特に休日は盛況だ。中でも、そこでしか味わえない煎茶「被せ茶さえみどり」を使用した新ブランド「門出ソフトクリーム」は新鮮な味わいで大変…続きを読む
天神屋は19年4月から、江崎新聞店の支店と同社グループ会社「静岡オリコミ」の配達網を活用した夕食宅配サービス「お夕飯便」を静岡市で展開している。1食当たりの品数が多い上に、同社専属の管理栄養士が栄養バランスをしっかりと考慮した献立とあって非常に好評だ…続きを読む
2月13日、静岡県民の食環境向上を図る産学官連携の取り組み「しずおか健幸惣菜」の一環で開発された「叶え~る弁当」(税込み753円)を天神屋全30店舗で発売した。オリジナル「天神米」と十五穀米のほか、15種類以上の野菜を使った惣菜10品が入った同品の販…続きを読む
天神屋の静岡おでん「しぞ~かおでん」は累計販売数が1000万本(20年1月1日~23年8月31日の期間)を突破し、地元静岡を中心に絶大な人気を誇る。新東名高速道路の上り浜松サービスエリア(SA)の店舗などでは4000本も売り上げる日もあり、観光需要獲…続きを読む
静岡工場は県内全30店舗運営などを力強く支える屋台骨だ。現在、品質向上のためにレトルト加工食材の導入を進めるほか、SKU集約化と自動化にも着手。一方、看板商品「たぬきむすび」では手作り感を大切にするなど、消費者の思いを生かした製造を行っている。 焼…続きを読む
◇軸の事業を生み出す 17年以降、天神屋は「価格」ではなく「価値」を重視し、物価高の今でも「しぞ~かおでん」(静岡おでん)や「たぬきむすび」を中心に業績拡大が続く。それは同社の長年培った潜在能力を存分に引き出すことに成功した有田一喜社長の手腕による…続きを読む