業務用冷凍食品の24年度は、金額・物量ベースともに前年を超えたとみられる。日本冷凍食品協会によると、24年の業務用冷凍食品の国内生産量は前年比1.2%増の79万8225t、金額では同3.7%増の3944億円と数量・金額ともに増加。コスト環境の変化に伴…続きを読む
家庭用冷凍食品の24年度(4~3月)の市場を見ると、金額ベースで調理品が前年比約3~4%増、農産品が同2桁増となり、トータルで同5~6%増となった。カテゴリー別では、弁当類とピザ・グラタン類が前年割れだったが、麺類が同5~6%増、ワンプレート商品が同…続きを読む
冷凍食品の国内生産金額が4年連続で過去最高となり、8000億円を初めて突破した。前年超えは5年連続となる。日本冷凍食品協会調べによると、24年(1~12月)の工場出荷額は前年比2.6%増の8006億円、生産数量は同0.5%減の154万t。輸入の冷凍野…続きを読む
間連続で過去最高と成長が続き、間口が広がっている。家庭用ではコロナ禍を経て品質の高さや時短・簡便・即食の価値が再認識されたこと、さらに物価上昇の中で1食分の食品では外食やCVS惣菜に比べて割安感があることが好調の要因だ。 […]
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弁当・惣菜メーカーのシノブフーズの冷食事業が着実に育ち始めている。約3年の技術研究の後、大阪工場で20年11月からスタートした冷食製造は、23年に名古屋工場、24年夏に関西工場へと広がり、現在は全5ラインで月間60万食体制が整った。弁当・惣菜製造のノ…続きを読む
イートアンドフーズは、主力の冷凍ギョウザでアイテムの多様化を進め面で展開していく。チャーハンや麺類など、冷凍中華カテゴリー全体のシェアを拡大する方針だ。昨年12月に関東第一工場の出火で製造ラインが減少していたが、25年2月に6ライン中5ラインが復旧。…続きを読む
ライフフーズの4~9月販売実績は2%増となった。このうち家庭用は13%増だったが、業務用は3%減。下期は価格改定を実施すると同時に、価格優位性を発揮できる冷凍野菜・果実を展開し、通期10%増を目指す。 上期は、家庭用で冷凍果実が急増。冷凍フルーツを…続きを読む
キユーピーのフードサービス部門は、22~23年にかけて発生した大規模な鳥インフルエンザの反動により、タマゴ加工品が大幅に回復。特にホテルの朝食メニューとしてスクランブルエッグが大幅にアップ。インバウンド需要の高まりとホテルの人手不足で、完全調理品のス…続きを読む
日東ベストの冷凍食品部門25年3月期第2四半期業績は、売上高が前年比1.9%増の211億6900万円、数量ベースでは同3%減。下期は、展示会に合わせて通常1月から発売する新商品60品を前倒して9~10月から紹介し、採用に結びつけたい意向だ。 上期の…続きを読む
日清食品冷凍の上期は、伸長するマーケットを上回り売上げも利益も好調に推移し前年を上回った。下期は全面リニューアルした「日清本麺」シリーズに最注力する。 上期は、パスタが市場を上回り2桁増。ラーメン類では汁なし商品が貢献。「日清中華」ブランドの「汁な…続きを読む