冷凍食品業界の上期(4~9月)は、家庭用が金額ベースで6%前後、物量ベースで1~2%の前年超え、業務用も物量ベースで前年を超えたようだ。国内生産金額が3年間連続で過去最高と成長が続き、間口が広がっている。家庭用ではコロナ禍を経て品質の高さや時短・簡便…続きを読む
イートアンドフーズは24年秋冬の家庭用新商品として、昨今のトレンド「タイパとコスパ」をテーマに中華専門店「大阪王将」の本格的な町中華を食卓で楽しめるアイテムを投入していく。 今期は「羽根つき餃子」発売10周年を記念して、並べる手間がない「羽根つき円…続きを読む
日東ベストの冷凍食品部門24年3月期は、売上高が前年比3.3%増の422億3400万円だった。惣菜分野は前年を下回ったが、外食の好調や給食全分野で増収となった。今期も引き続き、外食分野を強化。好調なハンバーグは、鉄板焼きメニューなどを提案する「JGハ…続きを読む
大冷の24年3月期決算は販売価格改定などで増収だった。損益面では粗利率低下は想定通りだったが、エビ商品販売軟調や滞留在庫消化による値引き金額増加が影響し、各段階で減益となった。今期は大手ユーザー取引拡大と海外事業拡大に注力。持続的成長に向け原料から生…続きを読む
ライフフーズの24年3月期売上高は139億8500万円だった。このうち、冷凍食品事業は前年比3%増となった。下期は家庭用は厳しかったものの、業務用の回復が貢献。世界的な天候不順で供給が不安定となる中、今期は中国からの調達に再注力するなど、国産を含めた…続きを読む
キユーピーのフードサービス部門23年11月期業績は、価格改定や鶏卵相場高騰で卵製品の価格が上昇し前年比4.1%増の1653億円。一方で主原料の卵不足や油価高騰の影響を受け、営業利益は減益だった。今期は卵加工品の復活を目指し、スクランブルエッグ「とろっ…続きを読む
日清食品冷凍の24年3月期の販売実績は、前年を大きく上回ったものの、冷凍麺類市場が伸長する中で若干市場を下回った。今期は「ラーメン横丁」提案強化とパスタ、和風麺のラインアップを充実させ、売上げ拡大と販売数量の増加を目指す。 23年度の冷凍麺市場は最…続きを読む
ニップンの家庭用冷凍食品の23年度は10%以上の前年比2桁伸長、数量も2桁近く増加した。業務用も2桁増となった。今期は全社で「オーマイプレミアム」のブランド戦略を進めており、冷凍食品も最注力。同時に、市場創出のパイオニアとして取り組んできたワンプレー…続きを読む
日清製粉ウェルナの24年3月期家庭用冷凍食品は、前年比約1割増だった。23年に実施した価格改定で目立った出荷停滞がなかったことが好調な要因。今期は「マ・マーTHE PASTA贅沢野菜」の拡販と早期市場定着、「青の洞窟ブランド」拡大、デザート・スイーツ…続きを読む
ケイエス冷凍食品の23年12月期業績は、2期連続で増収増益となった。2度の価格改定効果や業務用市場の回復、主力品の堅調に加え新商品の配荷増などが寄与。主力の冷凍「鶏つくね串」でナンバーワンを狙うほか、活性化する外食の事業強化を図り、3期連続の増収増益…続きを読む