当機構では、人々の健康や生活に何らかの効果をもたらす植物を「健康機能性植物」と定義し、その国産化を進めています。野山に自生する野草や民間薬に用いられる薬用植物など、ほとんど栽培化されていない植物の栽培化も進めています。 これらの植物のニーズの掘り起…続きを読む
薬膳の世界に身を置いてから20年以上の月日がたちました。当時、20代で薬膳を学び始めた私も五十路を越える歳になり、まだまだ未熟な若輩者ですが、もう若手とは言われなくなってしまいました。 その一方で、20年前から薬膳業界で活躍されている先生方が今もな…続きを読む
今年、私が掲げる目標の一つは、低山登山の頂上薬膳ごはんと下山後の回復食の提案です。 1年前に母がフレイルで施設に入ったことをきっかけに、骨や足腰など腎が管轄する場所の機能を守り、死ぬまで自由に歩ける足腰を維持することの大切さを嫌というほど身にしみて…続きを読む
●アジア・世界に発信 去る辰年に、日本国際薬膳師会は設立20周年になりました。「日本で中医薬膳学を普及するために、薬膳専門家を集めて活動を起こそう」という願望の下、04年に設立しました。当時は世の中に薬膳は全く知られておらず、会の将来はどのように発…続きを読む
月経痛、冷え症、更年期など、人生の半分、月の半分以上は不調に悩む女性。薬膳を学びたいと思われる方は90%以上が女性です。もともと自身の不調、体験からも女性の元気にもっと役立ちたいと長年願い、昨年、個人的には「女性の100の不調に対処する薬膳と漢方」の…続きを読む
J-オイルミルズは、このほど消費者庁に「大豆イソフラボン」を機能性関与成分とした「中高年女性の骨の成分を維持する働きによって、骨の健康に役立つ」の機能性表示食品の届け出を行い、受理された。配糖体型のイソフラボンを高純度・高濃度に精製した粉末製品「J-…続きを読む
明治の松田克也社長は、25年を「分岐点の年」と語る。食品業界で進む価格改定の動きについて、「右肩上がりの調整的なインフレが進むか、再度デフレに戻るのかの分かれ目の年になる」との認識を示した。差別化のない商品は値上げに耐えられないため、価格改定を行う際…続きを読む
昨年からスタートした健康日本21(第三次)では、適切な量と質の食事を摂取することが重要との観点から、「バランスの良い食事を摂っている者の増加」「野菜摂取量の増加」「果物摂取量の改善」「食塩摂取量の減少」などについて目標を設定している。このうち「バラン…続きを読む
◇人口の2025年問題 日本は25年に6人に1人が75歳以上と世界に類を見ない超高齢化社会を迎える。これに伴い仕事をしながら家族の介護をする人(ビジネスケアラー)の数が増えており、経済産業省の介護政策によるとその数は30年には318万人となる見込み…続きを読む
◇人口の2025年問題 戦後の第1次ベビーブームである1947~49年生まれの「団塊の世代」は2025年、75歳以上の後期高齢者となる。その数は約806万人で、65歳以上のシニアマーケットにおけるトレンドリーダー層となることは想像に難くない。最近の…続きを読む