◇業務用酒販DX最前線 都内3社の取り組み 佐々木は、クロスマートが提供する「クロスオーダー空容器回収」を業界で先駆けて導入した。同サービスのリリースは2024年4月。佐々木は2年前から開発に協力し、検証を行ってきた。 ビールの瓶・樽などのリター…続きを読む
◇業務用酒販DX最前線 都内3社の取り組み ●LINE販促で成功事例続々 柴田屋ホールディングス(HD)は、業務用酒販の柴田屋酒店を核に物流業や飲食・小売業、輸入業、惣菜販売業と幅広く事業展開を行っている。ホールディングス化したのは2018年だ。…続きを読む
●コロナ禍の苦境乗り切る コロナ禍で飲食店の休業・時短のみならず酒類の提供自粛などにより、売上げは7割減、8割減と大打撃を受けた業務用酒販店。現在、活況を取り戻しつつある居酒屋なども、経営の基盤となる店舗数は戻ってはいない。コロナ禍の苦境を乗り切る…続きを読む
●新店業態の潮流に変化 昨年5月に新型コロナウイルスの感染法上の扱いが5類へと移行し、規制のない営業が常態化してから1年が経過した。日本フードサービス協会の外食産業市場動向調査によると、外食全体の2024年5月度の売上高は前年比6.3%増、コロナ以…続きを読む
●価格など多様なニーズ対応 CVSの酒類を含めた消費環境は、昨年5月からのコロナ5類移行による行動制限の完全な解除による人流の本格的な回復、インバウンド需要、猛暑の追い風に加え、コロナによる家飲み需要も一定程度定着したとの声も聞く。今年もカテゴリー…続きを読む
●食物販に波及効果大 酒類の量販機能に限れば、ディスカウントストアやドラッグストア、オンラインチャネルが台頭し、スーパーにかつてほどの優位性があるわけではない。一方、ここ数年で「家飲み」シーンが増加したことを契機に、ワインや洋酒、日本酒などを用いて…続きを読む
◆酒の楽しさ原点に プレミアムスーパー「明治屋ストアー」を国内外に展開する明治屋。「洋酒の明治屋」として、酒の楽しさを伝えようとストーリー性を重視した需要創造に挑戦している。磯野太市郎社長・小売事業本部長に聞いた。(聞き手=杉田尚日本食糧新聞社長、…続きを読む
酒類市場の今後を考える時、24年夏の時点で重要と思われるのがビール類とノンアルコール飲料だろう。全体の3分の2とされ市場で最大ボリュームを占めるビール類は、酒税改定に起因する構造変化の真っ最中。一方のノンアルコール飲料は健康志向の高まりをはじめとする…続きを読む
新型コロナウイルス禍で生まれたうねりが、酒類業界に変革を迫っている。あえて飲まない選択肢が広がり、外飲み文化も変わりつつある中、「量」を追う売り方は消えゆく運命にある。「質」で選ばれる時代への生き残りをかけて、高単価でも売れる付加価値創出への改革は待…続きを読む
酒類を炭酸水で割る飲み方が、カテゴリーの枠を超えて急速に広がっている。ウイスキーハイボールが定着したことで、本格焼酎や紹興酒、ボタニカル(草根木皮)で香り付けした蒸留酒「ジン」などでも炭酸割りが人気を集めるようになった。炭酸割り提案が日本酒業界にも波…続きを読む