酒類流通の未来を探る2024

酒類流通の未来を探る:外食最前線 「飲酒ガイドライン」影響薄

酒類 特集 2024.07.20 12791号 03面
「寿司」「おでん」を提供する飲酒業態が支持されている。写真は5月に開業した「寿司とおでん コエド」(東京・吉祥寺)

「寿司」「おでん」を提供する飲酒業態が支持されている。写真は5月に開業した「寿司とおでん コエド」(東京・吉祥寺)

 ●新店業態の潮流に変化
 昨年5月に新型コロナウイルスの感染法上の扱いが5類へと移行し、規制のない営業が常態化してから1年が経過した。日本フードサービス協会の外食産業市場動向調査によると、外食全体の2024年5月度の売上高は前年比6.3%増、コロナ以前の19年比でも15.0%増。訪日外国人のインバウンド需要が好調で売上げを押し上げている。パブ・居酒屋業態はターミナル駅周辺の集客が増え、前年比5.5%増、19年比0.5%増に。宴会需要もようやく復活し、

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