酒類流通の未来を探る2024
酒類流通の未来を探る:全国系卸の戦略=三井物産流通グループ 統合メリットを追求へ
◇三井物産流通グループ・佐藤友治三井食品ユニット商品本部本部長
三井物産流通グループは4月、旧三井食品などグループ5社が合併し、新たな社名でスタートを切った。初年度に当たる今年は多様な企業の統合によるメリットを追求し、従来の食品酒類卸の枠にとらわれない機能の発揮を目指す。酒類分野では付加価値品の拡販に力を注ぐほか、「シメイ」ブランド初の缶入りアイテムを発売する計画があり注目を集める。同社の佐藤友治三井食品ユニット商品本部本部長に聞いた。(丸山正和)