酒類流通の未来を探る2024
酒類流通の未来を探る:北海道 存在感高まる酒類産地 知名度上げ「道産」需要喚起
コロナ下、逆境が続いた酒類業界だが、酒席の復活で料飲店や観光地の客数増、昨夏の記録的猛暑も後押しとなって「業務用酒類はコロナ前の8割前後まで復調」(大手酒卸)してきた。品種別では、大容量サイズの焼酎はダウントレンド、ビールは業務用が全体を押し上げ、ウイスキーは高額品人気やハイボール浸透で好調、道内清酒やRTDも堅調のようだ。
ここ数年道内には、酒蔵やワイナリー、洋酒蒸留所などの進出が相次ぎ、酒類産地としての注目も高まった。16年三重県から酒造免許移
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