人口減少や少子高齢化などを背景に、縮小が続く甲信エリアの食品市場。SMチェーンは長野のツルヤ、山梨のオギノら地元勢が盤石の基盤を築いているが、地域市場でも一部店舗が生鮮や惣菜の取り扱いを始めたドラッグストア、物価高で存在感を増すディスカウントストアな…続きを読む
●商圏構図に変化か 猛暑が続く長野、山梨両県。高止まりからさらに上昇気配も見せる製造・事業コスト、物価高で広がる消費者の節約志向など厳しい環境に、地域の食品産業は熱を奪われている。本紙が甲信エリアの食品関連企業を対象に行った調査では、現在の景況感に…続きを読む
◆注目の新商品&イチオシ商品を一挙掲載 今秋冬の大手卸の展示商談会では、各社が例年に劣らず個性的な企画・テーマを設け、商品を訴求した。日本アクセスは、人それぞれのマネーパフォーマンスを追求する「今どきの〇〇パ」や若年層のメリハリ消費にスポットを当て…続きを読む
銀座コージーコーナーは、新商品のデコレーションケーキ「〈ディズニー〉ハッピーセレブレーション(4・5号)」の予約を、全国の生ケーキ取扱店で1日から受け付けている。27日からはネット予約も開始し、ネットでは通年で受け付け可能。商品受け取りはどちらも9月…続きを読む
国分グループが、だし文化の発信を強化している。世界的に人気の和食を支えるだしを、日本の代表的な食文化として再認識。海外への発信を加速していく。来期からの輸出本格化に先駆け、8月11日から大阪・関西万博にブースを出展。訪日客を含む来場者に“特製だし氷”…続きを読む
エバラ食品工業は秋冬新商品として、好調の「プチッと中華」シリーズからサブブランド「プチッと中華クイック」を新たに発売した。2月に発売した「プチッと中華」シリーズは、中華料理を1人分から手軽に調理できる利便性が支持され、好調に推移している。「プチッと中…続きを読む
サントリーの「THE PEEL(ザ・ピール)」が好調だ。“果皮の逆襲”をコンセプトにビール好きの獲得を狙う新機軸のRTD商品。4月の発売から3ヵ月で2000万本(350ml、大瓶換算で80万ケース)を突破。年間目標を当初の150万ケースの1.3倍とな…続きを読む
日清製粉ウェルナの25年秋冬の家庭用商品戦略は、生活者起点のマーケティングでとらえた社会環境、生活者意識、食卓の三つの変化を踏まえ、「おいしさ」と「利便性」の両立、拡大する簡便ニーズへの対応に取り組む。常温29品、冷凍食品15品の合計44品を投入。初…続きを読む
北原産業の手を汚さない新形状容器が話題だ。手を汚さずにおむすびやサンドイッチを片手で食べられる「OMS」シリーズと、ポップコーンやスナックを入れたままでも持ち歩き食べられる「FBG(フライバッグ)」シリーズだ。いずれも野外イベントやテークアウト、キッ…続きを読む
桃屋はインフルエンサーマーケティングを深めている。少人数での専用イベントを3日、東京都中央区で行い、発売50周年を迎えた「キムチの素」を単体で深掘りした。その場で調理した「ミートソース」「スペアリブ」「バターチキンカレー」の意外なおいしさで参加者を魅…続きを読む