ウエルシアホールディングス(HD)の桐澤英明社長は今年12月に予定のツルハHDとの統合後の仕入れでシナジー効果が表れるのは「来年2~3月くらい」との見通しを話した。(山本仁) ※詳細は後日電子版にて掲載いたします。
昨年4月、三井物産系流通の統合で発足した三井物産流通グループは、統合シナジーの獲得を最重点に事業戦略を加速する。最適な顧客対応を目指して再編した組織体制を基盤に、物流・包装資材などで新たな付加価値を生む機能提案を強化。同社の柴田幸介社長は7日、主要仕…続きを読む
日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は25年度の事業計画で食と健康マーケット拡大に向けた検討のさらなる推進など健康生活拠点としての機能充実を目指す方針を示した。6月27日開催の総会後の記者会見で、塚本厚志会長(マツキヨココカラ&カンパニー副社…続きを読む
国分グループが展開する流通加工事業が独自の広がりを見せている。低温フレッシュ分野を担う国分フレッシュ・フードトランスは、首都圏の複数のプロセスセンター(PC)で、生鮮仲卸の青果や水産物のカットをはじめとする加工を代行。人手不足に悩む食品SMのバックヤー…続きを読む
15代目社長は創業116年で初めての技術畑出身。味の素の代表執行役社長に2月3日に就いた中村茂雄氏は入社の動機を「新しいものを開発し、世の中の役に立ちたい一心」と言い、信念に新価値創造を掲げる。研究歴は20年を超え、特許取得数は512件で製品寄与率を加…続きを読む
キユーピーは連結子会社のアヲハタを完全子会社化する。3日に両社間で締結した株式交換契約に基づき、今年11月1日付で簡易株式交換方式で完全子会社化する。これに先立ち、アヲハタは10月30日付で東証スタンダード市場の上場を廃止する。 キユーピーは今年度(2…続きを読む
三和流通産業は25年度、次年度に控える業務エリアの全国化に向けて、中核の商流事業で(1)チャネル特性を踏まえた売上拡大(2)市場環境変化に適応したリテールサポート(3)チルドベンダーとしての専門性強化--の三つの重点課題に取り組む。市場変化のスピード…続きを読む
アサヒ飲料は、新しい飲料機材ビジネスに乗り出す。蛇口をひねると「カルピス」が飲める機材「カルピスじゃぐち」の実証実験を7月から始めており、「カルピス」の新しい体験価値を提案している。レンタル料と商品代を回収するビジネスモデルで、業務用の「カルピス」(…続きを読む
キーコーヒーは6月30日、同日開催の取締役会において、アント・キャピタル・パートナーズが運営するアント・ブリッジ5号A投資事業有限責任組合で所有するイノダコーヒ(本社=京都市)の株式を取得し、連結子会社化することを発表した。譲渡実行日は7月30日を予…続きを読む
トリイパン粉の今期(25年8月期)ここまでの売上げは、主力の冷食メーカーの引き合いが一部を除いて前年比微減で推移している。 一方、食品卸を通じて外食店での新規採用が進み、前年並みの着地を予想している。収益は、主に人件費上昇の影響を受け手減益を見込む…続きを読む