◇静岡有力卸インタビュー ●老健中心に新規開拓へ --直近の業績は。 加藤 今期58期(25年3月期)は主力の学校給食と老健メディカルが物価高に伴い、商品の切り替えや採用品目数の減少などの動きが活発になり、前年をやや割る厳しい数字で着地する見込…続きを読む
◇静岡中食ベンダーインタビュー 1891年に創業した静岡県沼津市の桃中軒は時代の変化に柔軟に対応し、地域とともに歩みを続ける。20年ほど前にはサバの漁獲高減少を受けて、地元のアジを使った看板商品「港あじ鮨」を発売。現在、国内外の観光客の間で人気を博…続きを読む
◇静岡中食ベンダーインタビュー 創業136年の歴史を誇る静岡市の駅弁屋、東海軒は、終戦後の食料難や新幹線開通、コロナ禍など、時代のうねりを乗り越えて、今も看板商品「鯛めし」で強い存在感を放っている。現在、従来の枠を超えて、冷凍駅弁などの派生商品の拡…続きを読む
●サガミHD・あみやき亭好調 中部地区も首都圏、関西地区などと同様に人流の回復や訪日外国人の増加によって、外食チェーンの業績が堅調だ。このほど出揃った中部地区に本社を置く外食チェーン上場5社の25年3月期第3四半期業績を見てもそれは明らかだが、一部…続きを読む
【中部】井村屋グループは食品ロスを価値の高いものに変えるアップサイクル事業に本腰を入れる。津市の本社敷地内に竣工した「アップサイクルセンター」を4月中に本格稼働させる。同センターは豆腐生産時に発生するおから、アズキあん生産時に発生する皮などのアズキ副…続きを読む
日清オイリオグループは25年度から、4ヵ年の新中計「Value UpX(エックス)」を始動する。長期ビジョン「グローバルトップレベルの油脂ソリューション企業への飛躍」に沿った成長シナリオを描くもので、前中計で培い、強化してきた「Marketing」「…続きを読む
雪印メグミルクは26日、北海道札幌市のサツラク農業協同組合と業務提携を検討していくことに合意し、同日に基本合意書を締結した。牛乳類をはじめとする市乳事業で協業し、酪農生産基盤の安定化への取り組みを強化することが狙い。今後、協業検討委員会を設置し、両者…続きを読む
ニッスイグループは、持続的な事業成長を図るため養殖を重要な事業に位置付けている。特に注力するのが自然界の稚魚に頼らず卵から生魚まで育成する完全養殖の「黒瀬ぶり」。個体識別ができる和牛並みの品質管理で現在の生産量1万tを30年までに1万6000tに拡大…続きを読む
●人生寄り添うブランドに ハーゲンダッツジャパンの24年12月期の売上高は、前年比2%増の528億円で着地した。前半は、23年4月に実施した価格改定の影響から定番品の苦戦もあったが、年間で好調だったアソートタイプやワンハンドがけん引したほか、40周…続きを読む
ニチレイフーズは春の新商品を通じて、家庭用では生活者トレンドに即したコンセプト「バリューバランス」「美味しさの原点」で力強いカテゴリー施策を推進する。併せて「健康」「パーソナルユース」を切り口に新規需要創造へ挑戦。業務用では人手不足が最大の課題ととら…続きを読む