漬物特集

漬物特集:中間流通トップインタビュー 需要高まりに期待 健康面の価値向上

農産加工 2021.11.12 12322号 20面

 21年の漬物業界は、家庭向けについてはおおむね好調に推移したが、コロナ元年ほどの躍進ぶりはない。ただ、これまで発酵食品であることを認知していなかった消費者が、あらためて健康面から漬物の価値を見直すようになってきた。キムチは継続的に支持を集めている。カテゴリーによっては原料事情に難しさもあるが、外食店、百貨店や大型商業施設も通常営業が始まり、日常が戻りつつある中で、漬物業界も“そろり”前進したいところだ。東名阪の中間流通トップに、コロナ禍の消費動向とコロナ後の見通しを聞いた。

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    農産加工

     食品需給研究センターによれば、野菜・果実漬物の生産量は、コロナ元年だった20年は前年比4.7%増、21年はコロナ裏年にもかかわらず8月までで同5.1%増と伸長した。市場はこれまで長く安定的に低空飛行が続いていたが、18 […]

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