酒類・飲料大手4社、自動輸送を検証 32年までにトラック2000台へ

左から児玉徹夫アサヒロジ社長、小林信弥キリングループロジスティクス社長、森本成城T2社CEO、服部祐樹サッポログループ物流社長、高橋範州サントリーロジスティクス社長

左から児玉徹夫アサヒロジ社長、小林信弥キリングループロジスティクス社長、森本成城T2社CEO、服部祐樹サッポログループ物流社長、高橋範州サントリーロジスティクス社長

 酒類・飲料の大手メーカー4社が自動輸送の本格化へ手を組む。東京・大阪間の幹線輸送に関し、9日から有人での実証実験をスタートする。27年10月に無人の自動輸送に移行し、32年までにトラック2000台規模の自動化を目指す。酒や飲料の輸送は運行数の多さや需要の季節性の高さ、輸送時の揺れなど他カテゴリーに比べ難易度が高いとされる。大手4社の運行データの蓄積と活用は今後、業界の枠を超え持続可能な物流体制の構築に大きな意味を持ちそうだ。
 5日、各グループの物流

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