●経営の世代交代進む 中国地方では、エリア外から大型DSの新規出店が続き、食品売場の面積が着実に拡大。それに伴い価格競争も激しくなっている。地場流通大手のイズミでは、店舗前に車を停めて買い物ができるオープンモール型商業施設の開店を広島県や岡山県で進…続きを読む
●チャネル多様化し格差拡大 近畿エリアでは、首都圏を拠点とするオーケー(神奈川県)が2024年11月に関西1号店(オーケー高井田店・大阪府東大阪市)を出店し、念願の関西進出を果たした。先行して関西で多店舗展開するロピア(神奈川県)や、バローホールデ…続きを読む
●「高付加価値創造企業」掲げチーズの新価値追求 六甲バターは今期、「高付加価値創造企業」を「2030年になりたい姿」として掲げ、事業構造の変革に注力している。既存事業の深化、新規事業の開発、海外市場の開拓の3軸による成長戦略を策定し、チーズ代替植物…続きを読む
祖業である油脂製造を軸に、冷凍パイ生地や焼成タルト(パイシェル)などのパイオニア企業として活躍するリボン食品。今期は「成長」をスローガンに掲げ、一人一人の能力が最大限発揮できる環境づくりに注力している。今後の労働力人口減少を見据えてAIやロボティクス…続きを読む
1950年創業のマロニーは9月17日に75周年を迎えた。それを記念して、今秋にチルド新商品「平べったい生マロニーちゃん」を発売するとともに、75周年記念のオープンキャンペーンやレシピコンテストなどの多彩な周年企画を投入し、市場を盛り上げる。 9月に…続きを読む
●和食文化の魅力を発信 マルトモは、1918年に創業者・明関友市氏によって、瀬戸内海で獲れる煮干しなどを削って販売する会社として現在本社のある愛媛県伊予市で創業された。創業107年以上となる愛媛県を代表する企業だ。64年に「マルトモ花かつを」として…続きを読む
●用途に合わせた幅広い茶づくり 抹茶、特に宇治抹茶の人気が昨年の夏を機に急騰し、2025年に至って需要はさらに伸びた。結果として宇治抹茶は産地全体で品薄な状態が今なお続き(9月末時点)、それに合わせ、てん茶(抹茶の原葉)の新茶取引価格も前年比2.6…続きを読む
●さらなる新価値創造へ プラントベースチーズのパイオニアとして、市場をリードし続けるマリンフード。祖業のマーガリン製造で培った乳化技術を生かし、「滑らかな口当たり」「きつね色の焦げ目」「加熱後の溶けや伸び」などチーズ特有の魅力的な食感や物性の再現を…続きを読む
松谷化学工業は創業以来、でんぷんメーカーとして培ってきたノウハウを生かし、希少糖や難消化性デキストリンといった機能性素材の開発・製造・販売にも力を入れている。基盤事業のでんぷんは食品分野に加えて、工業用途の利用拡大を推進。食と健康だけでなく、生活のさ…続きを読む
●大阪・関西万博でミライカレー ベル食品工業が自社ブランドの発信に力を入れている。日本初の固形カレールウの開発とともに1950年に創業し、レトルトのOEM製造を得意としてきた同社だが、近年はベルブランドの開発・販売に励み、ストーリー性ある商品と他に…続きを読む