霧島酒造は、酒類市場について適正飲酒の広がりやアルコール離れといった動きがある中、手に取りやすく度数も抑えられたRTDが勢いづく一方で、焼酎はもとの度数が高いために敬遠されがちで、割り材の準備など新規飲用層のハードルは高くなっているとみる。 そのよ…続きを読む
浜田酒造では今年、金山蔵が20周年を迎えた。あらためて金山跡地という特性を生かし、金山蔵のコンセプトを磨き直したい考えだ。 今注力して育成するのが、ボタニカル系麦焼酎「CHILL GREEN」ブランド。20代女性が開発メーン担当者の一人だ。“焼酎を…続きを読む
そば焼酎の24年実績は、5374kl(構成比1.6%)で前年比12.7%減となった。主産地別で見ると宮崎県が同11.4%減の3892kl、福岡県は同16.5%減で1269klだった。福岡県は前年に引き続き減少幅が大きく、減少傾向が顕著になっている。 …続きを読む
主要4原料以外の酒かす、ごま、黒糖などを原料とする本格焼酎は、24年実績で前年の1万1673klに対し前年比7.2%減の1万0836kl(構成比3.2%)となった。 黒糖焼酎は今年3月、若い世代が関わる行事で取り上げられた。それが、「高校生サミット…続きを読む
コメ製焼酎の24年課税移出数量は2万9093kl(構成比8.5%)。前年の2万9690klと比べて2.0%減となった。最大産地である熊本では、1万0188klとほぼ前年並みを維持した。他の主産地を見ると鹿児島も1195klと同じく前年並みに。福岡は1…続きを読む
芋製焼酎の24年課税移出数量は、14万6187kl(構成比42.9%)で前年の15万4434klに比べて5.3%減となった。前年に引き続き減少幅は大きく、原料別構成比では2位となった。シェアの高い県別で見ると、宮崎県が5.2%減(8万5234kl)、…続きを読む
麦製焼酎の24年実績は14万9086kl(構成比43.8%)となり、前年の15万3416klに比べて2.8%減。全体として、前年に比べて減少幅は小さくなった。原料別構成比では首位だった芋を抜きトップに躍り出た。主産地で見ると大分県が7万8806kl、…続きを読む
日本酒造組合中央会がまとめた24年(1~12月)の本格焼酎課税移出数量は、34万0576klとなり前年の35万5370klと比べ4.2%減だった。原料別で見ると「芋」が14万6187kl(構成比42.9%)で前年比5.3%減。「麦」は14万9086k…続きを読む
本格焼酎業界全体を見渡すと、主要飲用層の高齢化により、これまでの主力ブランドで厳しい状況が目立つ。一方で看板商品は、各社にとってボリュームゾーン。今の利用者をいかに守るか。各社にとって課題の一つだ。ただ、守りだけがすべてではない。新しい飲み方の提案、…続きを読む
【関西発】今、本当に求められている農業振興施策とは何か--。記録的なコメ不足を機にさまざまな議論が交わされる中、米袋専門メーカーのアサヒパックは、ステークホルダー間の連携強化によるコメ業界の活性化を推進。事業を通じて培ったノウハウと信頼関係を基盤とし…続きを読む