焼肉ビジネスフェア2021

◆焼肉ビジネスフェア2021:コロナ禍の最新トレンドを発信

外食 2021.07.21 12265号 11面
たくましい浪速の焼肉業界を象徴した大阪会場

たくましい浪速の焼肉業界を象徴した大阪会場

 「ミートフードEXPO~焼肉ビジネスフェア2021」(主催=焼肉ビジネスフェア実行委員会、共催=日本食糧新聞社)が東京・大阪で開催された。長引く新型コロナウイルス感染拡大で試練を迎える飲食業界にあって、焼肉は比較的元気な業界といわれている。焼肉業界と肉料理を取り扱うすべての外食・飲食業界をけん引する同フェアは今回、徹底した感染対策を行いながらも、コロナ禍の新たなビジネスチャンスや新常態などの情報を発信する出展者と、これを求める来場者で会場は活気づいた。(佐藤路登世)

 同時開催の「居酒屋JAPAN」と合わせた来場者総数は2万5099人となった。次回は、22年1月19~20日に池袋サンシャインシティ(東京会場)、7月5~6日に大阪南港ATCホール(大阪会場)で開催される。

 今回、両会場で感染対策を徹底したリアル展示会が繰り広げられたが、ニューノーマル時代に合わせ、Web展示会やウィズコロナで必要な情報・サービス満載のメディアも連携した。

 居酒屋業界のトップ総勢58人(両展合計)によるオープニングセレモニーが東京会場で6月30日、大阪会場は7月6日に行われ、展示会を盛り上げた。

 出店商品では、農畜産物や韓国食材などの食材はもとより、コロナ禍で注目されるテークアウト・デリバリー向け容器や、人手不足・感染症対策として、配膳ロボットに代表される非接触商材や店舗課題を解決する厨房機器・システム・サービスも目立った。

 総勢約100人の有名外食店代表が登壇した主催者特別セミナーでは、東西合計で約70セッションが繰り広げられた。全国焼肉協会会長に就任したトラジの金信彦社長や名誉会長の新井泰道叙々苑会長も講演し、注目を集めた。

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