輸出向けに開発した炊き込みご飯「一膳炊き」シリーズ
有力米穀企業の幸南食糧は海外輸出を積極化する中で、精米に加え最近では、自社製造の冷凍米飯やレトルト製法のパックご飯・かゆなど加工品に注力している。この販売金額が前年は1300万円、今年は6000万円となる見込みで、来年は1億円、27年には5億円の達成を目指している。
背景に「精米より、加工品の方が日本米の価値が伝わりやすい」(川西孝彦社長)と判断したことがあり、23年1月に自前のレトルト米飯製造設備に冷凍米飯製造ラインを設置し、本格稼働を開始した。