米めん輸入15%増 家庭・業務用とも伸長

コメを主原料にしためんの輸入量

コメを主原料にしためんの輸入量

 ビーフンやフォーなどアジアの米めんの輸入量が昨年、過去最高を更新した。大半がタイやベトナムで生産されるため、輸入量が市場の目安となる。通関統計によると、24年は前年比15%増の1万1250t。家庭で楽しめるエスニック料理として定着する一方で、コメ主原料や野菜との好相性の健康性、紛争など世界情勢の不安定化で穀物需給が不透明の中で、コメそのものに関心が高まっていることを追い風に、中食や外食でも採用が増加した。輸入国別では最多のタイが6312tで、前年比12.8%増。45.5%の

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