東北乾物・乾麺特集2023

東北乾物・乾麺特集:千坂 農産乾物・乾麺が伸長 地域食材、掘り起こしを

農産加工 2023.09.04 12638号 13面
地場メーカー商品をアピールする近江貴之商品部長(左)と千坂晋瑛常務

地場メーカー商品をアピールする近江貴之商品部長(左)と千坂晋瑛常務

秋冬は干しうどんや中華乾麺、はっと粉など提案

秋冬は干しうどんや中華乾麺、はっと粉など提案

 今春、感染対策が緩和されたことなどから、東北では、地域のイベントが復活。大型連休での帰省客の増加に伴い、乾物を使った伝統料理を振る舞う機会も復調傾向にある。宮城県涌谷町の食品卸、千坂は、23年8月期決算の乾物の売上げが、農産、海産ともに、前年を上回る見通しだと明らかにした。特に農産乾物は前年比6%の伸長を見込んでいる。ゴールデンウイークやお盆期間の発注量増加に加え、エリアの需要に合わせた商品提案なども功を奏した。
 千坂晋瑛常務は、乾物の需要について

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