凍結乾燥食品特集2024
◆凍結乾燥食品特集：再成長へ生産能力増強 新領域への製品開発に期待
凍結乾燥食品市場の近年は、家庭用のフリーズドライ（FD）成型食品を中心に市場を大きく伸長してきた。日本凍結乾燥食品工業会による23年度生産量調査によると、FD成型食品生産食数は前年比6.1％減の6億3099万食に減少した。一方で素材生産量は同4.6％増の7595.6tとなった。食数の減少が明らかとなったFD成型食品だが、長期的な成長については各メーカーの自信は揺るがない。多くのメーカーが生産設備増強や効率化を進めていることがその理由だ。これにより生産能力はこれまで以上に伸び
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