静岡食品マーケット特集2025
静岡食品マーケット特集:佐政水産 地域活性化へ 沼津港をより魅力的に
◇安定供給の指針を探る
◆日本初 深海生物水族館を開業
創業から100年以上の歴史を誇る沼津市の水産卸、佐政水産は地域活性化を促すべく、2011年に沼津港に商業施設「沼津港 港八十三番地」と日本初の深海生物水族館「同 深海水族館」を開業。当初の狙い通り、観光客はもちろん、地元の人で大いにぎわう。現在、佐藤慎一郎社長は地域の観光業などとの連携を通じて地元沼津をより魅力的なものにする構想を描く。(宇佐見勇一)
-
◆静岡食品マーケット特集:地域特化で独自性高める 地方が抱える不安解消急げ
特集 総合 2025.10.30食品価格の上昇が今もなお続く。今年は米価の著しい上昇が加わり、静岡県でも食をめぐる情勢は目まぐるしく変化している。そのような中、地域に特化して独自性を高め、支持を集め続ける企業が多数ある。 その代表格が浜松市のマックスバリュ東海だ。高まる節約志向に…続きを読む
-
静岡食品マーケット特集:マックスバリュ東海・作道政昭社長 地域密着で独自価値…
特集 小売 2025.10.30浜松市のマックスバリュ東海は地域密着を第一に、便利で楽しい購買体験だけでなく、地域にコミュニティーの場も提供するなど、独自の価値を高め続けている。2030年に売上高5000億円達成を目標に、現在、新規出店・改装計画を着実に進めている。作道政昭社長は「…続きを読む
-
静岡食品マーケット特集:遠鉄ストア・宮田洋社長 マザーサテライト方式採用
特集 小売 2025.10.30◇静岡を基盤に展開する有力小売企業 浜松市の遠鉄ストアは10月、マザーサテライト方式を採用した小型店舗「森店」(森町)を新規出店して、新たな可能性を探る。11月には浜北店でフルセルフレジを試験的に導入。レジの待ち時間短縮にも取り組む。ただ、競合店の…続きを読む
-
静岡食品マーケット特集:タカラ・エムシー・上野拓社長 生鮮売上構成比引き上げ…
特集 小売 2025.10.30◇静岡を基盤に展開する有力小売企業 ◆柔軟かつ画期的な経営姿勢 業態・業容の幅を広げ続ける 静岡市のタカラ・エムシーは生鮮3品の売上構成比を現在の53%から60%に引き上げるため、取扱商品の高質化を進める。また、中山間地のキャンピング場運営にも着…続きを読む
-
静岡食品マーケット特集:天神屋 新店・新商品 地域密着70年、100年企業へ
惣菜 特集 中食 2025.10.30静岡県に30店舗を展開する静岡市の惣菜・弁当チェーンの天神屋は24年11月に創業70周年を迎えた。今回、新店・新商品を紹介し、地域密着を軸に100年企業を目指す同社の姿に追る。(宇佐見勇一) ●NEOPASA清水店 PA・SAに初出店 県外からも観…続きを読む
-
静岡食品マーケット特集:はごろもフーズ 「シーチキン」原材料の多様化に注力
缶詰 特集 2025.10.30食の安定供給に関して一般消費者の間でも議論されるようになった。同時に地方が都市圏の食を支えている実態が明らかになりつつある。今回、原材料の多様化や地域活性化などの施策に着目し、安定供給の指針を探ることにした。(宇佐見勇一) * * * …続きを読む
-
静岡食品マーケット特集:ハラダ製茶 抹茶ブーム 茶農家の所得が大幅改善
嗜好飲料 特集 2025.10.30◇安定供給の指針を探る ◆国産農作物 市場正常化で増産に注力 現在、抹茶ブームが追い風となって茶価が急激に上昇している。これに伴い、茶農家の所得が大幅に改善。ハラダ製茶の農園事業も今期(25年12月期)ようやく収益確保のめどが立ち、茶を含む農作物…続きを読む
-
静岡食品マーケット特集:佐政水産 地域活性化へ 沼津港をより魅力的に
生鮮食品 特集 卸・商社 2025.10.30◇安定供給の指針を探る ◆日本初 深海生物水族館を開業 創業から100年以上の歴史を誇る沼津市の水産卸、佐政水産は地域活性化を促すべく、2011年に沼津港に商業施設「沼津港 港八十三番地」と日本初の深海生物水族館「同 深海水族館」を開業。当初の狙…続きを読む
-
静岡食品マーケット特集:三島青果・宮澤誠社長 市場移転後、急成長
生鮮食品 特集 卸・商社 2025.10.30◇安定供給の指針を探る 青果卸の三島青果(三島市)は2012年に地域に根付いた産地市場になるべく、JR三島駅近隣から農業が盛んな箱根西麓の山あいに移転して以降、急成長を遂げる。前期(25年3月期)は約74億円と過去最高の売上げを記録。現在、宮澤誠社…続きを読む
-
静岡食品マーケット特集:企業研究=東海澱粉 プレゼンテーションルーム(研究開…
特集 卸・商社 2025.10.30静岡市の東海澱粉は国内68拠点・海外14拠点にも及ぶ幅広いネットワークを活用した調達力と研究開発室・品質保証部の総合力で業績拡大が続く。現在、顧客の声を傾聴するマーケットイン戦略をさらに進め、支持をより盤石にしている。(宇佐見勇一) * …続きを読む
-
静岡食品マーケット特集:企業研究=東海澱粉・葉山裕社長 マーケットイン戦略推…
特集 卸・商社 2025.10.30東海澱粉は前期78期(25年6月期)、マーケットイン戦略を推進し、売上高・利益ともに過去最高を更新した。さらに研究開発室の機能を活用した新規開拓にも成功するなど、躍進が続く。葉山裕社長は「変化の潮目を見極めることが重要」と強調。今期79期始動の中期経…続きを読む
-
静岡食品マーケット特集:企業研究=東海澱粉 食品残渣・副産物を有効活用
特集 卸・商社 2025.10.30●廃棄コストの低減につながる顧客と密な関係づくりに貢献 東海澱粉の飼肥料グループは全国に68拠点展開する幅広いネットワークを生かして、飼肥料の供給と併せて、食品残渣(さ)や副産物、規格外品などを飼料原料やバイオマスとして有効活用する取り組みも行う。…続きを読む
-
静岡食品マーケット特集:企業研究=東海澱粉 農産グループ・すり身グループ
特集 卸・商社 2025.10.30●農産グループ=加工度高い商品開発へ 東海澱粉の農産グループは合弁会社、研究開発室、品質保証部との連携を通じて、加工度の高い商品開発に挑戦するなど、顧客の要望にきめ細かく対応したオリジナル商品の展開を強化している。価格はもちろんのこと、味や食感、見…続きを読む











