新技術・食品開発賞特集
◆リスク乗り越え栄冠 新創意で価値アップ5品
日本食糧新聞社制定、令和元年度「第33回新技術・食品開発賞」選考委員会が4日、本社会議室で開催された。選考委員会は、斯界(しかい)の最高権威者で構成。ノミネートされた有力候補を対象に、厳正かつ慎重な審査が行われた。
震災の教訓から生まれた日本初の液体ミルク「アイクレオ赤ちゃんミルク」(江崎グリコ)、小さい鍋で少ない水でも短時間で調理できる「マ・マー Palette(パレット)フェットチーネ」(日清フーズ)、スケトウダラをひき肉状にパラパラ凍結加工して使いやすくした「MSC おさかなミンチ」(日本水産)、肉・魚をレンジで調理するだしを利かせたやさしい塩味の即席調味料「お肉まる」「お魚まる」(マルトモ)、特定保健用食品で初めて内臓脂肪を許可表示に含む商品として認可を受けた「ガセリ菌SP株ヨーグルト」(雪印メグミルク)の5品を満場一致で決定した。
技術力に情報や新機能を組み合わせ、価値アップへ新しい創意を加えたアイテムが目についた。「新技術・食品開発賞」は、1988(昭和63)年に日本食糧新聞・創刊45周年を記念して制定されたものであり、すべての食品や食品素材の先端技術を対象として食品界で新分野を開拓、新しい発展成長の原動力となり、その技術に対する評価を顕著に高めることになった製品・素材を表彰している。
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◆新技術・食品開発賞特集:第33回(令和元年度)新技術・食品開発賞 リスク乗…
総合 2020.02.17◆リスク乗り越え栄冠 新創意で価値アップ5品 日本食糧新聞社制定、令和元年度「第33回新技術・食品開発賞」選考委員会が19年12月4日、本社会議室で開催された。選考委員会は、斯界(しかい)の最高権威者で構成。ノミネートされた有力候補を対象に、厳正か…続きを読む
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新技術・食品開発賞特集:第33回(令和元年度)新技術・食品開発賞講評
総合 2020.02.17◆講評:機能性・利便性など多様なニーズに対応した商品 選考委員長:鹿児島県大隅加工技術研究センター所長 岩元睦夫 令和となって最初の記念すべき日本食糧新聞社制定第33回「新技術・食品開発賞」の選考委員会は、19年12月4日、東京都中央区本社会議室…続きを読む
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新技術・食品開発賞特集:江崎グリコ「アイクレオ赤ちゃんミルク」
乳肉・油脂 2020.02.17●安心の新技術で育児負担軽減 日常・防災、心理的ハードル下げる 江崎グリコが2019年3月に発売した、日本初の乳児用調整液状乳(液体ミルク)「アイクレオ赤ちゃんミルク」は、ママ、パパをはじめ子育てに関わる全ての人が安心して使えるよう新技術を駆使し、…続きを読む
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新技術・食品開発賞特集:日清フーズ「マ・マー Palette(パレット) フ…
小麦加工 2020.02.17●機能的価値と情緒的価値を提供 個食・簡便・一人の食事もおいしく楽しく 日清フーズの家庭用パスタ・パスタソース新シリーズ「マ・マー Palette(パレット)」は、個食対応や簡便調理といった機能価値に加え、こだわりのおいしさと商品を選ぶ楽しさの情緒…続きを読む
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新技術・食品開発賞特集:日本水産「MSC おさかなミンチ」
水産加工 2020.02.17●スケソウダラの新価値創造 新たな魚食スタイルの開拓・確立へ 日本水産(ニッスイ)は、高タンパク・低脂質・糖質ゼロが特徴の白身魚(スケソウダラ)の魚肉ミンチ冷凍食品「MSC おさかなミンチ」を19年9月発売した。“水産資源の価値を最大化し、健康に有…続きを読む
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新技術・食品開発賞特集:マルトモ「お肉まる」「お魚まる」
調味 2020.02.17●高まる健康ニーズと時短ニーズに応えた即席調味料 マルトモの「お肉まる」「お魚まる」シリーズは、肉や魚をレンジで調理する業界初の即席調味料。調理器具を使用することなく、簡単に、便利におかずを作ることができる。「北海道産昆布」と「枕崎製造かつお節」を…続きを読む
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新技術・食品開発賞特集:雪印メグミルク「ガセリ菌SP株ヨーグルト」
乳肉・油脂 2020.02.17●ヨーグルト初の機能性表示食品 日々の健康習慣、着実に浸透 2015年にヨーグルトとして初の機能性表示を取得した、雪印メグミルクの「ガセリ菌SP株ヨーグルト」は、近年の健康ニーズにマッチして新たなヨーグルト需要を創出し、日々の健康習慣として着実に市…続きを読む