野菜・野菜加工特集
カット野菜などの野菜加工製品は、これまで時短や簡便調理といったトレンドに乗り市場を拡大してきた。現在は新型コロナウイルスの拡大により、外食産業などを中心とした業務用は伸び悩んでいる。一方で家庭用製品は家庭内調理機会の増加により好調に推移している。現在この市場は、イタリア野菜やフレッシュハーブなどのラインアップ増、巣ごもり需要増に伴いミールキット製品が注目集めていること、包材や洗浄技術、コールドチェーンの進化による消費期限や利便性の向上が進んでいる。これらの新たな市場開拓努力は、長期的には市場の拡大につながるだろう。(高木義徳)
-
◆野菜・野菜加工特集:調理機会増加で家庭用好調 ミールキットやハーブに期待
生鮮食品 特集 2020.09.09カット野菜などの野菜加工製品は、これまで時短や簡便調理といったトレンドに乗り市場を拡大してきた。現在は新型コロナウイルスの拡大により、外食産業などを中心とした業務用は伸び悩んでいる。一方で家庭用製品は家庭内調理機会の増加により好調に推移している。現在…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:カット野菜業界の展望=タイヘイ・三浦浩氏に聞く ミールキ…
生鮮食品 特集 2020.09.09今年創業140周年を迎えたタイヘイ。関連企業は80を超え、グループ総売上げ3000億円を超える巨大コングロマリットだ。食品・印刷・金融を中心に多角化経営を進める中で、フレッシュデリカ事業部がカット野菜やカットフルーツ、ミールキット用野菜などの提供を担…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:カゴメ 摂取量増加に貢献 「生鮮トマト」など注力
果実飲料 特集 2020.09.09カゴメの生鮮野菜事業は20年秋冬戦略として、「野菜をとろうキャンペーン」に取り組み、生鮮ならではの「おいしさ、健康、彩り、簡便価値」を生活者に提供し野菜摂取量増加に貢献する。 「生鮮トマト」や「洗浄済ベビーリーフ」に今秋冬も注力するとともに、新製品…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:エスビー食品 単品ハーブが好調 新ドリンク提案で啓発
調味料 特集 2020.09.09エスビー食品のフレッシュハーブ事業は、ハーブとベビーリーフの国内最大の出荷団体として市場をけん引している。3月までの1年間の実績は、前年比0.2%減の24億3000万円となった。昨年度上期は日照不足などの天候不順など供給面での不安定な状況があり、ベビ…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:サラダクラブ サラダ人気後押し “旬”取り入れた商品も
生鮮食品 特集 2020.09.09パッケージサラダトップシェアのサラダクラブは、手軽に彩り豊かなサラダや野菜を楽しめるパッケージサラダを数多く展開。健康志向や野菜摂取意向を背景に家庭内サラダが人気の中、市場をけん引している。近年、業績を拡大する中、19年は長期にわたり野菜相場が高騰し…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:タキイ種苗 ホウレンソウ品種改良 収量・作業性を両立
生鮮食品 特集 2020.09.09袋詰め出荷の多いホウレンソウは、出荷調製作業に時間がかかり、時間当たりにどれだけの束数ができるかが出荷量を決める重要なポイント。収量性はもとより、収穫、調製、パッケージングの作業時間をいかに短縮できるかが求められている。従来の品種は、収量性が高くても…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:トキタ種苗 イタリア野菜普及狙う 鍵は家庭用の拡大
生鮮食品 特集 2020.09.09トキタ種苗は、2009年に「グストイタリアプロジェクト」をスタート。同プロジェクトは、イタリア野菜を外食から家庭の食卓まで、一般的に料理に用いられる食材として普及させることを目的にした取組み。現在、同社が種子を販売し、イタリア野菜栽培に取り組む生産者…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:カット野菜=JAグリーン大阪 「オカワカメ」特産化
生鮮食品 特集 2020.09.09●6次産業化商品が誕生 JAグリーン大阪は、地元・東大阪市と連携し「オカワカメ」の特産化に取り組んでいる。さらなる普及を目指した6次産業化事例として在阪有力コメ卸・幸南食糧と取り組み、「オカワカメおかゆ」を商品化。同JAが展開する農産物直売所「フレ…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:カット野菜=こと京都 藤枝工場竣工、全国供給体制を構築
生鮮食品 特集 2020.09.09●関東の加工拠点に 九条ネギの生産から加工、販売まで手掛ける農業生産法人のこと京都は3月、約7億円を投じて、関東地区の加工拠点として藤枝工場(静岡県)を竣工、鮮度が求められるネギの全国供給体制を整えた。 さらに5月1日、グループで全国のネギを扱う…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:カット野菜=マルコーフーズ 限定山芋の家庭用拡充
生鮮食品 特集 2020.09.09●食卓登場シーン拡大 マルコーフーズは、家庭用商品の拡充を進めている。8月1日には「冷凍とろろ 産地限定」シリーズ7品を新発売。同シリーズは、十勝産、青森県産、長野県産の長芋のみを原料とした「長芋とろろ」、群馬県産、千葉県産、埼玉県産、栃木県産の大…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:カット野菜=三和食品 好調続くおろし、とろろ
生鮮食品 特集 2020.09.09●「たくみ」に新食感を 三和食品の野菜加工事業は新型コロナウイルスの影響により内食化が進んだことで、外食ルートなどが影響受けたが、徐々に回復傾向にある。商品別では大根おろしと、とろろが好調に推移している。 カット野菜関連は、外食ルートがメーンとな…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:機械・資材=フィニクス 異物洗浄に「MR-2」
生鮮食品 特集 2020.09.09●漬物・野菜業界で導入へ フィニクスの水圧式自動異物除去洗浄機「MR-2」は、1台で野菜や果物、海藻類など複数食材を用途別に洗浄できる。機械はすべてオーダーメード。洗浄する食材の種類や処理量、設置スペース、予算などに応じて製造する。横浜市の本社工場…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:機械・資材=精工 レンジ対応包材採用増
生鮮食品 特集 2020.09.09●“そのまま加熱”好評 カット野菜市場の成長に欠かせないのが、包材の進化だ。加熱調理用カット野菜では、皿に移し替えずそのまま加熱できる「レンジ対応包材」の採用が増えている。青果物包装資材大手の精工では、レンジ対応包材を約6年前から上市。トウモロコシ…続きを読む