からし特集
からしを取り巻く環境はこれまで、家庭用はマスタードが、業務用では納豆向けの小袋が市場をけん引してきた。この1年間でもこの流れは続いているが、新型コロナウイルスの発生による家庭内食化傾向は、からし市場にもこれまでにない流れを生み出している。家庭用でのチューブタイプの和からしの消費拡大や業務用での衛生面などから小袋タイプを求める動きなどが進んでいる。業務用での外食向けは、一時期大きく減少したものの、旅行の喚起策などに伴い現在のところ回復基調にある。今後については、新型コロナウイルスの状況次第というところだが、現状に即した新商品開発や社内体制整備は各メーカーが取り組んでいる。これらの取組みの結果が今後の市場動向に大きな影響を与えるだろう。(高木義徳)
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◆からし特集:家庭用チューブ拡大 求められる新商品開発や社内体制整備
調味 2020.10.21からしを取り巻く環境はこれまで、家庭用はマスタードが、業務用では納豆向けの小袋が市場をけん引してきた。この1年間でもこの流れは続いているが、新型コロナウイルスの発生による家庭内食化傾向は、からし市場にもこれまでにない流れを生み出している。家庭用でのチ…続きを読む
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からし特集:家庭用=“巣ごもり”需要増で伸長 練りからし、おでん向けに期待
調味 2020.10.21からし関連の家庭用市場の練りからしは8月までの1年間で前年比2.9%増と伸長した。3~8月までの半年間では同12.2%増、6~8月までの3ヵ月間では同6.8%増となり、新型コロナウイルスの発生以降、巣ごもり需要の拡大に伴い家庭用の練りからしは伸長した…続きを読む
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からし特集:業務用=外食向けなど厳しさ 納豆用、落ち着き取り戻す
調味 2020.10.21業務用のからし市場は、昨年に納豆市場の伸びが鈍化したことで1月までは減少傾向となっていた。しかし2月後半からの新型コロナウイルスの発生で、発酵食品である納豆に注目が集まり市場は回復した。これにより、業務用からしメーカーも3月以降は急速に回復した。この…続きを読む
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からし特集:中部=美ノ久 「倭からし」日本郵便のギフトに選定
調味 2020.10.21美ノ久は、日本古来のからし種子を使用し、副原料にもこだわった「倭からし」を昨秋に発売し約1年が経過。味や品質の評価が高く、アッパー品で競合が少ないこともあり、ステーキ店や焼き肉店などで持ち帰り用商品として取り扱いが徐々に拡大し、日本郵便のおもてなしセ…続きを読む
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からし特集:関西=平郡商店 観光需要の大きさを再確認
調味 2020.10.21平郡商店の20年9月期は、トータルで前年比1割減を見越す。上半期は前年並みだったが、下半期はコロナで苦戦。しかし納豆向けからし小袋がカバーした。納豆は巣ごもり需要と免疫力向上を目的とした消費が好調で、それに伴い納豆向けからし小袋とたれ小袋を合わせて、…続きを読む
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からし特集:原料事情=作付面積大幅減少 カナダ19年産単収は「良好」
調味 2020.10.21日本におけるからし原料の大半を占めるカナダ産からし種子の19年産は、一部のイエローの生産者が例年より早く4月上旬に作付けを開始したが、気温の低下や遅霜が発生し、5月上旬まで大部分の作業が停止した。その後作付けが再開されたが、早めに作業を開始していた生産…続きを読む
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からし特集:日本からし協同組合 7月16日は「からしの日」 働くママにメニュ…
調味 2020.10.21●「たべぷろ」活用、普及促進 日本からし協同組合は日本食糧新聞社が運営する働く母親(ワーママ)向けメニュー提案サイト「たべぷろ」で、一層のからしの普及を進めようと、忙しく働く母親が手早く作れて大人も子どもも食欲アップを図れるからしを使ったおすすめレ…続きを読む