野菜・果実飲料特集
21年の野菜飲料市場は、ウィズコロナによりさらに高まる消費者の健康ニーズへ応えていく。「手軽な野菜摂取が可能」という野菜飲料の根本価値に加えて、明確な栄養訴求や栄養バランス提案などの強化を図る。また、環境配慮など、ソーシャルグッドな取組みも加速させる。果実飲料市場では、果実の独自価値「おいしさ」や「楽しさ」を担保しながら、果汁での栄養補給などの新たな側面を提案し、成長につなげる。(本吉卓也)
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◆野菜・果実飲料特集:「手軽に摂取」ニーズ顕在化 明確な栄養バランス提案加速
果実飲料 特集 2021.03.3121年の野菜飲料市場は、ウィズコロナによりさらに高まる消費者の健康ニーズへ応えていく。「手軽な野菜摂取が可能」という野菜飲料の根本価値に加えて、明確な栄養訴求や栄養バランス提案などの強化を図る。また、環境配慮など、ソーシャルグッドな取組みも加速させる…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:カゴメ 消費者健康意識に応えビタミン摂取を訴求
果実飲料 特集 2021.03.31カゴメの飲料事業は、今春夏「ビタミン訴求の強化」や「機能性表示食品のラインアップ拡充」、ヘルシーな間食需要などの「在宅ニーズへの対応強化」「サステナビリティへの対応」など、消費者の高まるニーズに応えるため注力していく。 西田裕美マーケティング本部飲…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:伊藤園 「環境対応」に大きな軸 選ばれる健康果実製品
果実飲料 特集 2021.03.31伊藤園の野菜・果実飲料事業は、ウィズコロナで多様化する消費者のニーズに対応し、「健康価値と栄養の追求」「環境対応」を主軸として、取り組む。 20年度の同社の野菜・果実飲料事業は、消費者ニーズを捉え、好調に推移している。中でも、前年比20%増と伸長を…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:キッコーマン飲料 「つぶ野菜」好調推移
果実飲料 特集 2021.03.31●新「柑橘mix」基本価値の浸透へ キッコーマン飲料は野菜摂取が実感できる「つぶ野菜」を昨春から展開し、販売計画を超える好調な売上げで推移している。手作りしたような食感や味わいなど満足感が高いと支持された。15日からリニューアルして「つぶ野菜 まる…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:キリンビバレッジ プチ贅沢需要捉え「トロピカーナ」躍進へ
果実飲料 特集 2021.03.31キリンビバレッジが展開する「トロピカーナ」ブランドは、21年、「トロピカーナエッセンシャルズ」や「Wオレンジブレンド」など、栄養成分入り低果汁のさらなる躍進。100%果汁製品では「まるごと果実感」や新ブランドの「ヘルシーフルーツ」に集中する。ブランド…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:アサヒ飲料 「バヤリース」刷新 1日分のビタミンC入り
果実飲料 特集 2021.03.31アサヒ飲料は、「バヤリースオレンジ」(280・470ml/1.5LPET)を2月23日からリニューアル発売し、“1日分のビタミンC入り”を訴求する。加えて、果実の濃いおいしさを提供する「Welch's」ブランドから、「『Welch's』ぶどう1房分の…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:コカ・コーラシステム 「Qoo」家族向け導入
果実飲料 特集 2021.03.31コカ・コーラシステムは、「Qoo(クー)」と「Minute Maid(ミニッツメイド)」に注力する。 「Qoo」は20年春夏期、19年に引き続き、アジアナンバーワン最強ガールズ「TWICE」とコラボレーションしたキャンペーンを通じて、親子やティーン…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:サントリー食品インターナショナル 人と人つなぐ楽しさを
果実飲料 特集 2021.03.31●オフシーン支えられ人と人つなぐ楽しさを サントリー食品インターナショナルは、果汁カテゴリーでの主力ブランド「なっちゃん」などで、オフのシーンで、人と人をつなぐ楽しさを提案するなど、独自の価値を強化していく。加えて、夏場の熱中症対策商品など、季節に…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:ポッカサッポロフード&ビバレッジ 「キレートレモン」発売…
果実飲料 特集 2021.03.31●「キレートレモン」発売20年の感謝込めWeb動画を配信 ポッカサッポロフード&ビバレッジの「キレートレモン」は、2001年の発売から20周年を迎える。20年間にわたる支持に感謝を込め、「だから、わたしは、前を向く。」をメッセージとしたWeb動画の…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:ふくれん 「かぼちゃとにんじんの豆乳スープ」刷新
果実飲料 特集 2021.03.31●こだわりの国産大豆 ふくれんは昨年10月、約20年ぶりに「福岡県JA飲料愛飲推進事業品目」であるシリーズ(6品)について、デザインを一斉リニューアルした。 同シリーズは、国産、九州産、福岡県産の野菜・果実を使用したこだわりのジュース。販売は、福…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:フルッタフルッタ 「アサイー効果」投入 健康力高める力認…
果実飲料 特集 2021.03.31アサイーのパイオニア、フルッタフルッタは、アサイーと大豆粉を植物性乳酸菌で発酵させたシンバイオティクス飲料「アサイー効果 アサイーソイヨーグルト」を4月中旬から、関東エリアの小売店(一部中部・近畿地方)で発売する予定だ。「アサイー効果」とは、“みなぎ…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:雪印メグミルク 基幹品取組み重点に 「Dole」200m…
果実飲料 特集 2021.03.31雪印メグミルクの20年度業績は、野菜飲料でほぼ市場並み、果実飲料で前年割れで推移している。21年度は、コロナ禍で健康志向がより高まる中、「農協 野菜Days」と「Dole」の現在の基幹品への基本的取組みをあらためて重点化していく方針。特に、果実飲料最…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:ヤクルト本社 「フルーツ青汁」伸長 スムージーテイスト好…
果実飲料 特集 2021.03.31ヤクルト本社が、20年4月から上市した「フルーツ青汁」が順調に伸びを示している。青汁の飲みにくさを払しょくしたスムージーテイストが好評で、目標とする年間10万ケースも達成が視野に入ってきた。野菜・果実飲料はコロナ禍で販売チャネルによっては苦戦が続いて…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:ハウスウェルネスフーズ 消費行動変化も堅調
果実飲料 特集 2021.03.31●営業統合で総合力発揮 ハウスウェルネスフーズの「C1000」シリーズ、「1日分のビタミン」シリーズの昨年3月からこの2月までの1年間は、新型コロナウイルスの拡大に伴う消費行動の変化などの影響を受け伸び悩んだ。「C1000」シリーズは前年に届かず「…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:サステナビリティー取組み進む 紙ストローやアルミレスEC…
果実飲料 特集 2021.03.31近年、社会課題として顕在化する地球環境保護に対する取組みは飲料業界でも、加速している。また、ウィズコロナによる新たな社会様式や昨年のレジ袋有料化などを契機に、生活者の環境配慮や保護への意識はさらに高まっている。野菜や果実という自然の恵みを原料とする野…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:長野地区=広がる原料不安 品種特化など新価値戦略を展開
果実飲料 特集 2021.03.31リンゴやトマト、桃、ブドウなど、多彩な野菜・果実原料と水資源に恵まれた長野県。強い訴求力を誇る「信州」ブランドの下、それらを生かした飲料製造は地域を代表する基幹産業の一つとして成長を遂げてきた。業容拡大に伴って輸入原料・果汁の使用率が高まった現在も、…続きを読む