缶コーヒー特集

飲料 2021.10.22
缶コーヒー特集

 缶コーヒーやPETボトルコーヒーなどのRTD(レディ・トゥ・ドリンク)コーヒー飲料に対する消費者のニーズは多様化が進む。昨年から続くウィズコロナによる社会環境の変化は、RTDコーヒー飲料に対するさまざまな飲用シーンやニーズをもたらしている。今夏には、ショート缶コーヒーが担ってきた“ショートブレイク”シーンの飲用に向け、リキャップ可能なPETコーヒーでの新たな提案がなされた。加えて、容器に施したエンボス加工による手触りや触感からもPETボトルコーヒーを楽しんでもらおうという取組みもなされている。ブラックカテゴリーの伸長や市場での存在感を高めるボトル缶コーヒーなど、市場を盛り上げようと、各社からの多種多様な提案が活発化している。(本吉卓也)