東北つゆ特集2023
つゆ商戦が本格化している。定番コーナーでは下段の1・8L、平台の涼味コーナーは500ml、300mlの中小容量やバラエティー化した麺用ソースがなど並ぶ。かつて東北市場では大容量が高いシェアを誇り、大手NBメーカー、地元専業メーカーが販売競争を繰り広げていた。逆ザヤにも頭を悩まされ、次第に販売戦略も軌道修正されてきた。（東北支局長＝三沢篤）
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◆東北つゆ特集：原料値上げの影響さまざま 大容量の特売頻度減少
調味 2023.06.14●涼味商戦真っ只中 つゆ商戦が本格化している。定番コーナーでは下段の1.8L、平台の涼味コーナーは500ml、300mlの中小容量やバラエティー化した麺用ソースがなど並ぶ。かつて東北市場では大容量が高いシェアを誇り、大手NBメーカー、地元専業メーカ…続きを読む
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東北つゆ特集：東北醤油 値上げも響き前期微減
調味 2023.06.14秋田県を代表する5倍濃縮の万能つゆ「味どうらくの里」の東北醤油。今3月期業績は前年比0.7％減だった。30年間値上げしてこなかったが、昨年10月にほぼ全商品5％の値上げを実施し、その影響があったとみられる。また、特売頻度が減少したことにもよる。 商…続きを読む
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東北つゆ特集：ワダカン 地元市場さらなる深耕
調味 2023.06.14青森県十和田市のワダカンの3月期業績は、売上げ51億円で前年比4.4％増だった。商品別売上構成比は醤油51％、つゆ22％、発酵調味料15％、味噌8％、たれ2％、その他2％。地域別で見ると首都圏40％、青森県22％、東北21％、広域その他12％、北海道…続きを読む
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東北つゆ特集：だい久製麺 「東北鍋紀行」がけん引
調味 2023.06.14仙台市のだい久製麺の3月期売上げは37億5000万円で増収、利益は微増。売上げは伸びたが、ガス、電気などのコスト上昇が響いている。売上げの7割以上がゆで、生麺、つゆ類は3割を切った。かつては4倍濃縮つゆの「そばつゆ」、ストレート「そば屋の味」が宮城県…続きを読む
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東北つゆ特集：キッコーマン食品 「具麺」は前期2桁成長
調味 2023.06.14キッコーマン食品東北支社の前期つゆ販売実績は、具入りの小分けつゆ「具麺」の売上げが前年比2桁増。主力の濃縮つゆ「濃いだし本つゆ」も、調理用としてのニーズが高まるなど、つゆ全体の売上げを押し上げた。 小倉次郎支社長は、つゆのトレンドとして「簡便即食、…続きを読む
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東北つゆ特集：ヤマキ 減塩市場活性化に貢献
調味 2023.06.14ヤマキの東北支店の22年度つゆ売上げは前年比7％増。濃縮タイプのけん引もあるが、21年度にリニューアルしたストレートそうめんつゆ、同そばつゆの500mlが大きく伸長して、売上げに貢献した。ストレートつゆは、22年度も量販店の新規定番導入が増え、特売で…続きを読む
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東北つゆ特集：Mizkan 飽きられがち麺に一石
調味 2023.06.14Mizkanの東北支店の前2月期売上げは、前年比5％減。部門別で見るとドライ6割、チルド、業務用がそれぞれ2割。つゆの基幹商品「追いがつおつゆの素」1.8L、3倍濃縮は東北、北海道中心の販売で、かつては売上げの大きな部分を占めていたが、人口減少、高齢…続きを読む
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東北つゆ特集：ヤマサ醤油 「これ！うま！！つゆ」25％増
調味 2023.06.14沿岸部や内陸部で異なるだし汁文化を持つ東北地方で、ヤマサ醤油の濃縮の万能つゆ「ヤマサ ぱぱっとちゃんと これ！うま!!つゆ」が売上げを伸ばしている。TVCMによる宣伝効果や、試供品を使った販売促進活動が奏功し、市場に定着した。 仙台支店の22年実績…続きを読む
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東北つゆ特集：丸美屋食品工業 具材感・食べ応えを強調
調味 2023.06.14丸美屋食品工業「かけうま！専用ソース」は10品。今期商品名を「かけうま！」に一新した。パッケージ変更、新商品投入、新CMで商戦を戦う。今シーズン東北エリアの売上げは1～4月で11％増と好調。2、3人前のファミリータイプの提案を強化し、具材感、食べ応え…続きを読む
