外装が撤去されたイトーヨーカ堂の旧福島店、後継は未定だ
ロピア仙台ヨドバシ店が入居するビル、週末は家族連れでにぎわう
セブン&アイ・ホールディングス(HD)の総合スーパー、イトーヨーカ堂の東北地方からの撤退と各店舗の後継をめぐり、小売企業の勢力図が変化しつつある。撤退の発表があった2月9日時点で営業していた青森、岩手、宮城、福島4県の8店舗は順次、閉鎖となる。閉鎖する店舗の一部はディスカウントストア(DS)のロピアを運営する神奈川県川崎市のOICグループやセブン&アイHD傘下のヨークベニマル(郡山市)など同業に引き継がれるか、その方向で話し合いが行われている。長年にわたり地域の食生活を支え