パン粉特集
世界的な日本食ブームの中、寿司や天ぷらに次ぐ人気メニューとして挙げられるのが、豚カツだ。豚カツをはじめ、揚げ物に欠かせない存在にパン粉がある。日本のパン粉は「PANKO」として輸出され、大手パン粉メーカーによると、輸出量はここ1、2年で2~3割以上伸長。これまでは乾燥パン粉を冷凍で輸出するのが主だったが、近年ではより本格的なパン粉が求められることから、生パン粉を常温で輸出する動きもある。(三井伶子)
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◆パン粉特集:日本食ブームで輸出拡大へ 賞味期限延長の動きも
小麦加工 2019.07.05世界的な日本食ブームの中、寿司や天ぷらに次ぐ人気メニューとして挙げられるのが、豚カツだ。豚カツをはじめ、揚げ物に欠かせない存在にパン粉がある。日本のパン粉は「PANKO」として輸出され、大手パン粉メーカーによると、輸出量はここ1、2年で2~3割以上伸…続きを読む
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パン粉特集:大川食品工業 家庭・業務用に「低糖質生パン粉」発売
小麦加工 2019.07.05大川食品工業は、一昨年大幅リニューアルした主力の家庭用生パン粉が堅調に推移した。北海道産小麦粉の使用により、付加価値製品としてグレードアップした。 「市場の価格下落の中、消費者が支持する安全・安心を担保するだけでなく、こだわりの強い生パン粉ユーザー…続きを読む
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パン粉特集:トリイパン粉 地場スーパーの惣菜需要が順調
小麦加工 2019.07.05【中部】トリイパン粉の今8月期の直近までの累計売上げは、大半を占める業務用が前年比微減、家庭用が微増で推移。 うどん店や食堂などの小口の業務用の取引きが減っているが、地場スーパーへの惣菜需要で順調に売上げを確保している。 今後は、引き続き業務用に…続きを読む
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パン粉特集:旭トラストフーズ ノンフライ調理専用商品を刷新
小麦加工 2019.07.05【中国】旭トラストフーズの前期実績は、前年比微減での着地となった。昨年7月に発生した西日本豪雨災害や猛暑などの影響から苦戦を強いられた。ただ、家庭用ルートの「低糖質パン粉150g」「国内麦無添加にこだわったパン粉180g」などの健康をキーワードとした…続きを読む
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パン粉特集:クラウン・フーヅ 新四国工場が完成 ジャストインタイム体制強化
小麦加工 2019.07.05【九州】クラウン・フーヅは昨年4月着工していた新四国工場が5月竣工、完成を見た。新工場は熱源がLPガスのハイブリッド型工場で、中種製造が可能となり、コストの低減が進んでいる。 北九州の本社工場は全国有数のパン粉工場だが、増加する需要に対して、フル稼…続きを読む
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パン粉特集:富士パン粉工業 パン粉も世界標準に 地方への提案を強化
小麦加工 2019.07.05富士パン粉工業の18年パン粉販売は、外食チェーン向けが伸長した。豚カツ専門店のほか、ハンバーグやギョウザの練り込みなどにも使用されている。「先方からはパン粉の食感や機能性が求められる傾向にある」(小澤幸市社長)という。 日本食が世界でブームの中、イ…続きを読む
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パン粉特集:フライスター 東海工場でFSSC22000認証取得
小麦加工 2019.07.05フライスターは6月、食品安全マネジメントシステムに関する国際規格のFSSC22000を東海工場で取得した。製パンラインを大幅に見直し、輸出も見据えて国際基準に合わせた。滋賀、静岡工場でも順次取得予定という。 同社は工場にロボットを導入し、製造ライン…続きを読む
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パン粉特集:ライオンフーヅ 関東・東北工場に営業所設置、販売エリア拡大
小麦加工 2019.07.05ライオンフーヅの18年パン粉販売は、冷食、惣菜向けが微減となった。ただ、今4月単月では過去最大の生産量を記録した。同社は16年、関東工場に焙焼第2ラインを増設し、生産能力を2倍に拡大。単一のパン粉工場としては国内最大規模となる。新ラインが稼働して3年…続きを読む
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パン粉特集:雪和食品 「冷めてもおいしいパン粉」が好調
小麦加工 2019.07.05雪和食品の18年パン粉販売は「冷めてもおいしいパン粉」が拡大。業務用は飲食専門店向けが増えた。家庭用は揚げ物をしない世帯が増加する中、特にベーシック品が落ち込んだ。低糖質パン粉はOEMで一定の数字を確保している。 同社は原料である小麦粉の粉質にこだ…続きを読む
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パン粉特集:浜乙女 「吸油の少ないパン粉」など、付加価値品の訴求強化
小麦加工 2019.07.05【中部】浜乙女の18年度パン粉部門売上げは微減で着地。家庭で油を使って揚げ物をする機会の減少など業界を取り巻く環境が厳しい中、定番品は微減傾向にあるが、「吸油の少ないパン粉」などの付加価値商品は一定の支持を得ており、引き続き同品などを健康訴求商品とし…続きを読む
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パン粉特集:武蔵野フーズ 冷食メーカー向けを柱に 人手不足解消、ロス削減も
小麦加工 2019.07.05武蔵野フーズの18年パン粉販売は、冷食や豚カツ業態の好調の後押しもあって堅調に推移した。19年は冷食メーカーへの供給を柱に、ロス削減や人手不足の解決につながるパン粉の開発を進める。2月には組織変更を行い、より顧客に密着した形で小回りが利く体制が整った…続きを読む
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パン粉特集:横山食品 新事業の育成に注力 「テアフラビン」浸透図る
小麦加工 2019.07.05【北海道】横山食品は今年、「新しい時代を迎え、私達は『がむしゃら』に前進します」をスローガンに掲げ、培ってきた製造技術やパン粉から派生する新ジャンルの育成・強化に一段と力を入れ、パン粉を核にした総合食品メーカーとしての成長戦略を描いている。 新商品…続きを読む