ワイン特集
日本のワイン業界が2月に発効した欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)のジレンマに直面している。発効から約半年。関税撤廃された欧州産ワインが広がった半面、これまで市場をけん引してきたチリ産の消費に陰りが見られる。総市場は足元で前年割れとなったもよう。チリ産の減少分を補い切れていない中、今秋にもSMなどの小売で棚割の見直しが検討されそうだ。(岡朋弘)
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◆ワイン特集:日欧EPAのジレンマ 欧州産増でチリ不振 秋にも棚割見直しか
酒類 特集 2019.08.19日本のワイン業界が2月に発効した欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)のジレンマに直面している。発効から約半年。関税撤廃された欧州産ワインが広がった半面、これまで市場をけん引してきたチリ産の消費に陰りが見られる。総市場は足元で前年割れとなったもよ…続きを読む
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ワイン特集:メルシャン 有機ワインに注力 「エシカル消費」浸透を
酒類 特集 2019.08.19メルシャンは、オーガニックワインを重点カテゴリーに位置付け、新商品を相次ぎ投入する。欧州では環境を配慮する考え方「エシカル消費」に基づき有機製品を買う消費者が広がっているという。この動きをいち早く日本市場に持ち込み浸透させたい考え。1000円前後の有…続きを読む
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ワイン特集:日本酒類販売 ボッテガ好調持続へ 訪日外国人取り込みも
酒類 特集 2019.08.19日本酒類販売は、販売好調なイタリア産スパークリングワイン「ボッテガ」を軸に売上げ拡大を目指す。ボッテガの限定バーを東京・浅草で展開しインバウンド(訪日外国人)需要も取り込む狙い。年末に向けて好調な販売を持続したい考えだ。 1~7月のワイン販売は、金…続きを読む
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ワイン特集:サッポロビール 高級4種の接点創る イベント通じて特別感
酒類 特集 2019.08.19サッポロビールは、「ラグジュアリー4」と呼ぶ高級4ブランドの育成を強化する。下期はブランドごとにイベントを仕掛け、消費者との接点創出に努める。 高価格帯の特別感のある商品として提案し、好調な販売を一層加速させる。 上期はワイントータルで前年並み(…続きを読む
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ワイン特集:リードオフジャパン チリ産ワインを拡充 低価格帯打ち出す
酒類 特集 2019.08.19リードオフジャパンは19年、チリ産ワインのラインアップを拡充し競争力を高める。主力の中高価格品「タラパカ」シリーズに加え、5月に低価格帯の「コセチャ」シリーズを新たに投入しチリの品揃えを厚くした。中高価格品を定着させるのに苦戦する中、低価格帯を強化し…続きを読む
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ワイン特集:アサヒビール 高コスパ提案を継続 EPA余波から回復
酒類 特集 2019.08.19アサヒビールは19年、輸入の主力「サンタ・ヘレナ・アルパカ」ブランドで優れたコストパフォーマンスを前面に打ち出した提案を継続する。ブドウ品種の多様さや上質な味わいを訴える。アルパカは日欧EPAの発効による欧州産拡大の余波を受けたが、販売を急速に回復し…続きを読む
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ワイン特集:明治屋 チンザノの販売を強化 ブランド力向上へ
酒類 特集 2019.08.19明治屋は、イタリアの注力ブランド「チンザノ」の販売を強化する。年末に向け、チンザノのスパークリング製品を前面に打ち出すほか、業務用と小売の両面でブランド力を生かしたプロモーションを積極展開する。品質の高さを訴えブランド価値を提案する方針で、欧州産の価…続きを読む
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ワイン特集:国分グループ本社 ロシュ・マゼを育成 定番化へ新商品投入も
酒類 特集 2019.08.19国分グループ本社は19年、フランス産「ロシュ・マゼ」ブランドの育成に力を入れる。市場で定番商品としてのポジションを構築したい考え。12月には新商品を複数投入し、年間の販売はブランド計で10万ケース(9L換算)を目指す。6月から取り扱いを始めたスペイン…続きを読む